Makoto Hasebe & Yuya Osako(C)Getty Images

長谷部誠が見る大迫勇也の現状…ブレーメン地元紙で“豊富な経験の持ち主”としてアドバイス

フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠はブレーメン地元紙『クライスツァイトゥング』の取材に応じ、その中でブレーメンの日本代表FW大迫勇也についても語った。

フランクフルトは31日に行われるブンデスリーガ第6節でホームでブレーメンと対戦。『クライスツァイトゥング』で、過去のブレーメンとの試合に関しては「ヴォルフスブルクと2009年にリーグを優勝したとき、シーズンのラストマッチはブレーメン戦で、それに5-1で勝ちました。あの試合が一番いい思い出でしょう」と振り返った長谷部は、フランクフルトとブレーメンの対決が白熱することが多い理由について問われると、このように返答した。

「おそらく両チームとも感情から入っていくプレースタイルだからだと思います。パフォーマンスレベルが常に近かった2チームなので、勝敗を決めるディテールを争う試合になるかなと。それに、いずれもファンがたくさんいて、スタジアムもいつも満杯でしたからね。残念ながら今はそうはいきませんが、ファンの存在が僕たちをより熱くさせました」

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元ペルー代表FWでブレーメンのレジェンドでもあるクラウディオ・ピサーロが昨シーズン限りで41歳で現役から引退。現在ブンデスリーガ最年長となっている36歳の長谷部もピサーロと同じ年齢までブンデスリーガでのプレーを目指すかとの質問には笑いながら「頑張りたいですが、41歳でもまだブンデスリーガでプレーする自分を想像できませんね」と返している。

一方で、長谷部は今季に入りブレーメンでレギュラーの座を失ってしまった大迫についてもコメント。「彼への豊富な経験の持ち主としてのアドバイス」を求められると、「勇也はここ数年間、ケガを繰り返すなどで不運だったし、代表チームでの移動も多かったと思います。そうなると、なかなかリズムをつかめなくなります」と指摘しつつ、「それでも彼のクオリティーは高いです。とにかく辛抱強く、ハードワークを続けていかなければいけませんね」と助言している。

なおフランクフルト側では長谷部は鎌田大地らととものスタメン入りが予想される一方、前節ホッフェンハイム戦で負傷交代を強いられた大迫のメンバー入りは29日時点はまだ確定せず。フロリアン・コーフェルト監督は、「ユウヤは重傷ではなく、ひざに打撲を負った。今日から練習に参加し、フランクフルト戦に出場できる望みはある」と明かしていた。

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