20220213_Daniel Thioune_Dusseldorf(C)Getty Images

独2部デュッセルドルフでトップチーム出場のDF内野貴史、指揮官「アピールに成功した」

ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのダニエル・ティウーネ監督が、前節ピッチに立ったセカンドチームのDF内野貴史らについて言及した。

選手14人の新型コロナウイルス感染が確認されるも、12日の第26節パダーボルン戦の中止が認められなかったデュッセルドルフ。U-21ドイツ代表MFアペルカンプ真大が主将を務め、日本代表MF田中碧がフル出場したこの一戦では4部リーグを戦うセカンドチーム(U-23チーム)の21歳・右サイドバックの内野がトップデビューを果たし、敵地での1-1のドローに貢献した。

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自身もコロナ感染で不在だったティウーネ監督は先日すでに内野や同じくU-23チーム所属のMFティム・ケーターを引き続きトップチームの練習に参加させることを明言。そして、19日に行われる第27節ハンブルガーSV(HSV)戦に向けた記者会見では複数のメンバーの復帰を報告する中、2人の起用の可能性についてコメントしている。

「(2人のメンバー入りは)十分考えられる。先週末ピッチ上ですべてを出し切るチームを構成するのは関係者全員にとって大きなチャレンジだったね。ベンチに座った(セカンドチームの)メンバーはアピールする機会がなかったため、我々は彼らに関しては2軍に戻すという決断に至った」

「ティム・ケーターとタカ・ウチノのパフォーマンスは見ることができた。2人とも出場時間が長かったからね。彼らは次のメンバー招集、そして出場機会に向けたアピールに成功した」

「ただ、生え抜きなので心が高鳴るのは理解できるが、評価の対象はあの1試合のみに限らせてもらう。その前の数試合上手くやってくれたメンバーたちのことも考えなければならないからだ。(スカッドを決めるのは)土曜日になるだろう」

「いずれにしても2人とも良いプレーを見せてくれたので、土曜日のメンバー候補となる」

右サイドバックのほか、左サイドバックやボランチもこなすと見られる両利きの内野だが、17日には日本サッカー協会(JFA)がドバイカップU-23に臨むU-21日本代表へのメンバー招集を発表。ドイツでプロデビューを果たした数日後には日本からも嬉しい知らせが届けられている。

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