アジアサッカー連盟(AFC)は30日、「AFCアジアカップ・カタール2023」が、大会史上最高となる観客動員数を更新したことを発表した。
大会の現地組織委員会(LOC)は、29日に行われた決勝トーナメント1回戦 カタール対パレスチナの試合で観客動員数が106万8587人に達したことを公表。これまでの大会史上最高の観客動員数は日本代表が優勝した中国開催の2004年大会で104万人となっていた。
ルサイル・スタジアムで行われた開幕戦では8万2490人の観客を集め、アジア杯史上最多の観客動員数を記録。カタール代表のホームゲームとしては最高の観客動員数を記録していた。
同大会の現地組織委員会(LOC)のジャシム・アル・ジャシム最高経営責任者(CEO)は観客動員数の更新について「カタールは再び、世界的なスポーツの中心地としての地位を再確認した。我々の近代的なインフラと運営経験によって、今回もまた、アクセスしやすく文化的に魅力的な大会を最高水準で実現することができた」と喜びのコメントを残している。
「大会のこの早い時期に記録を更新できたことを嬉しく思う。11試合が残っており、多くのチームが並外れたパフォーマンスを披露している」
また、同大会ではデジタル・エンゲージメントの記録も更新しているという。AFCは「オンライン上でファンの間で最もトレンドになっているトピックのひとつとなった」と紹介。
グループステージの期間中だけで、大会の地元組織委員会(LOC)のソーシャルメディア・アカウントは、6億8900万インプレッション、500万エンゲージメント、2億800万動画ビューを獲得し、アジア杯史上最高のエンゲージメントを達成したという。
カタールがアジア杯を開催するのは、1988年、2011年に続き史上3度目。現在決勝トーナメント1回戦の真っ只中となっており、日本代表は31日にバーレーン代表と対戦予定。決勝戦は2024年2月10日に行われる。