明治安田生命J1リーグ第33節が30日に開催された。注目の残留争いにも大きな動きが出ている。
降格が決定しているチームがない状況で迎えた第33節。13位の浦和レッズ(勝ち点36)、14位のサガン鳥栖(同)、15位の清水エスパルス(同)にJ1参入プレーオフ行きとなる16位転落の可能性がある一方、16位の湘南ベルマーレ(同32)と17位の松本山雅FC(同30)がすべての可能性を残す状況。最下位のジュビロ磐田(同28)は、プレーオフ圏の16位のみを目指して戦うことになっていた。
ハーフタイム時点、降格圏のチームでは、まず湘南ベルマーレがサンフレッチェ広島相手にOGで1-0とリード。17位の松本はガンバ大阪を相手に0-3のビハインドという厳しい状況だった。最下位の磐田は、名古屋グランパスと1-1という状況だった。
そして後半、湘南は広島にそのまま1-0で勝利。磐田は71分に大久保嘉人が勝ち越し弾を決めて名古屋に勝利したが、自動降格圏でのフィニッシュが決定した。磐田は、J1からの降格が決まった2013シーズン以来、クラブ史上2度目のJ2降格となっている。
そして、G大阪に1-4で敗れた松本も降格が決定。昨シーズンにJ2で優勝して4季ぶりのJ1を戦った松本だが、1年で降格の憂き目に遭っている。
自動降格の2チームが第33節で決まった中、最終節での焦点は16位のJ1参入プレーオフ行きをどのチームが逃れるか。可能性があるのは12位の名古屋以下、浦和、鳥栖、清水、湘南の5チームとなっている。
ただ、最終節では清水と鳥栖が直接対決となるため、得失点差で優位に立つ名古屋と浦和は大敗しない限り、残留を決めることができる状況だ。両チームは、湘南が勝利し、さらに清水vs鳥栖が引き分けた上で、二桁得点差での負けを喫しない限り16位転落の可能性はなく、すでに残留が決定的な状態。実質、三つ巴の残留争いとなる。
◆第33節終了時順位(勝ち点、得失点差)
12位:名古屋グランパス(37、-4)
13位:浦和レッズ(37、-15)
14位:サガン鳥栖(36、-20)
15位:清水エスパルス(36、-25)
――――J1参入プレーオフ
16位:湘南ベルマーレ(35、-23)
――――J2自動降格
17位:ジュビロ磐田(31、-19)
18位:松本山雅FC(30、-19)
◆残留争いに関わる最終節
▽12月7日(土)
浦和レッズ vs ガンバ大阪
松本山雅FC vs 湘南ベルマーレ
清水エスパルス vs サガン鳥栖
名古屋グランパス vs 鹿島アントラーズ
▶Jリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃ 料金体系→こちらへ ※
● 【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です