チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦は18日にファーストレグが行われ、アトレティコ・マドリーとリヴァプールが対戦した。
いよいよ再開した欧州最高峰の戦い。直近公式戦7試合で1勝のみのアトレティコと、公式戦4連勝中、トップチームメンバーが出場した試合では昨年10月以降負けなしと、圧倒的な成績を収めるリヴァプール。対照的なチーム状況の両者が、ワンダ・メトロポリターノで相まみえた。なお、南野拓実はベンチ入りを果たしている。
アトレティコスの大歓声が響き渡る中、試合はいきなり動く。積極的な入りを見せるアトレティコは4分、コケのCKからこぼれ球をサウールが押し込んだ。大舞台に強い男の一発で、下馬評では圧倒的不利だったホームチームが早速リードを奪う。
試合が動いた後は、アトレティコは自陣で4-4-2ブロックを敷いて構え、リヴァプールがボールを動かす展開に。リヴァプールがなかなか守備を崩すのに苦労する中、アトレティコは効率的なカウンターとサイドからのクロスでチャンスを作っていく。26分にもモラタが抜け出し、アリソンにセーブを強いる。
劣勢の続くリヴァプールは26分、GKオブラクのミスを見逃さなかったサラーが深い位置でボールを奪い、フィルミーノとのパス交換からネットを揺らす。しかしフィルミーノがオフサイドをとられ、得点は無効に。35分にはサラーがボックス内でシュートを放つが、DFにブロックされる。前半はアトレティコがリードを保ったまま折り返す。
1点をリードしているアトレティコだが、後半頭からレマルを下げてジョレンテを投入。対するリヴァプールは、マネに代えてオリギを送り出して後半を迎えた。
後半開始直後も、再びアトレティコが攻勢。ボックス内に侵入するシーンを作っていく。サイドライン際のシメオネ監督も、スタジアムのファンを鼓舞し続ける。対するリヴァプールは53分、CKのこぼれからアレクサンダー＝アーノルドのクロスにサラーが合わせる。ここは枠のわずか左に外れた。
アトレティコは67分、DFラインの背後を取ったロディのクロスがフリーのモラタに渡るが、軸足が滑ってしまいうまくミートできず。シメオネ監督は70分、そのモラタに代えてビトーロを投入した。対するクロップ監督は、サラーを下げてチェンバレンを送り出す。
シメオネ監督は77分、コレアに代えてジエゴ・コスタを投入し交代カードを使い切る。長期離脱から復帰した背番号19へ、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。一方のリヴァプールだが、ヘンダーソンがプレー続行不可能に。主将を失うこととなった。
その後もシメオネ監督はスタンドをあおり続け、アトレティコサポーターはマフラーを回し、歌い続ける。88分、判定に異議を唱えたクロップ監督に対してイエローカードが提示された。
結局、リヴァプールが終始ボールを握る展開となったが、開始早々のゴールを守り切ったアトレティコが完封。1-0で大きな勝利を挙げた。リヴァプールにとっては、今季3度目の無得点試合となっている。
セカンドレグは3月11日、リヴァプールの本拠地アンフィールドで行われる。
■試合結果
アトレティコ 1-0 リヴァプール
■得点者
ATM：サウール（4分）
LIV：なし
▶UCL決勝ラウンド開幕！DAZNの2ヶ月無料キャンペーンは今だけ！登録はコチラ
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選！超簡単な視聴方法を紹介
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃ 料金体系→こちらへ ※
● 【簡単！】DAZNの解約・退会・再加入（一時停止）の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧／2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法｜知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
