2019_11_24_Urawa4(C)Kenichi Arai

浦和、2年ぶりACL制覇ならず…連勝のアル・ヒラルが3度目のアジア王者に輝く!

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は24日に決勝第2戦が行われ、浦和レッズがアル・ヒラル(サウジアラビア)をホーム・埼玉スタジアム2002に迎えた。

10日に行われた敵地での第1戦で、猛攻を浴びてアンドレ・カリージョに得点を沈められ、0-1の敗戦を喫した浦和。第2戦で2点差以上での勝利、もしくは1-0で90分を終えたうえで延長戦を戦う必要に迫られている浦和は、巻き返しのかかるこの試合に向けてGK西川周作やFW興梠慎三、MF橋岡大樹らを先発で送り出す。

対するアル・ヒラルは、今大会ここまで10ゴールで得点ランクトップに立つバフェティンビ・ゴミスや、元イタリア代表のセバスティアン・ジョヴィンコ、前回唯一の得点を決めたアンドレ・カリージョといったタレントを起用している。また、今夏までFC東京に在籍したDFチャン・ヒョンスもスタメンに名を連ねた。

以下に続く

逆転優勝に序盤から攻勢をかけようとする浦和だったが、9分にボックス右でこぼれ球を拾った橋岡のシュートはGKアブドゥラー・アルムアイウフが懸命のセーブ。反対に16分にはボックス右でカリージョからのパスを受けたジョビンコに左足のシュートを浴びせられる。これは槙野智章がブロックしたものの、アル・ヒラルも積極的に得点を奪いにくる。

浦和は徐々にアル・ヒラルの攻撃を受ける場面を目立たせはじめ、なかなか前にボールが運べない。それでも23分には興梠が左サイド長い距離をドリブルで運びボックス左に侵入し、低いクロスを供給。すると、中央の長澤和輝が落としたボールに関根貴大がダイレクトで合わせたが、アル・ヒラルDFのブロックに阻まれる。

盛り返してきた浦和はサイドを起点とする速い攻撃からチャンスを作ろうとするが、相手の素早い帰陣に苦戦。0-0で試合の折り返しを迎えることとなった。

後半の立ち上がりにはギアを上げたアル・ヒラルが繰り返しクロスから浦和ゴールを脅かす。50分には左サイドからのクロスに反応したゴミスが飛び込むようにして合わせたがGK西川がセーブ。混戦の中でこぼれ球に再度反応したゴミスがオーバーヘッド気味に合わせるが、これもDFがブロックして窮地を脱する。

60分にはアル・ヒラルの左CKの場面でクロスをキャッチしにいった西川がボールを取りこぼし、チャン・ヒョンスに至近距離からのシュートを許す。DFのブロックによって枠には飛ばさせなかったものの危ないシーンが続く浦和は、長澤に代えて柏木陽介を送り込む。

しかし、劣勢をなかなか跳ね返すことはできず。69分にはジョビンコの絶妙な浮き球のパスをボックス左で胸トラップしたゴミスにシュートを放たれ、GK西川が弾いたものの嫌な時間が続く。浦和はさらにカードを切り、ファブリシオに代えて杉本健勇を投入した。

そして74分、左サイドに抜け出したジョビンコにGKとディフェンスラインの間の絶妙な位置にグラウンダーのクロスを供給されると、中央にはサレム・アルドサリ。フリーの状態で流し込まれ、痛恨の失点を喫した。これにより、浦和は3点が必要な状況に追い込まれる。

さらに、試合終了間際にはゴミスに右サイドからの折り返しに合わせられて2失点目。直後に試合が終了し、2戦合計0-3でアル・ヒラルがACLを制覇。2001年までのアジアクラブ選手権時代を合わせて、通算3度目のアジア王者に輝いた。2年ぶりの決勝進出を果たしていた浦和は、優勝を逃す結果となっている。

■試合結果
浦和レッズ 0-2 アル・ヒラル
※2戦合計0-3、アル・ヒラルがACL優勝

■得点者
浦和:なし
アル・ヒラル:サレム・アルドサリ(74分)、バフェティンビ・ゴミス(90+3分)

▶【Goal.com×鹿島アントラーズ】誰でもDAZN(ダゾーン)が2ヶ月無料に!詳細はコチラ|11月30日まで

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ  ┃ 料金体系→こちらへ  ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説  ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

Goal-live-scores
広告