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浦和が残留へ前進!興梠&橋岡弾で清水に鮮やかな逆転勝ち…リーグ9試合ぶりの白星

明治安田生命J1リーグ第28節が6日に行われ、浦和レッズと清水エスパルスが埼玉スタジアム2002で対戦した。

ミッドウィークのACL準決勝第1戦。浦和はファブリシオと関根貴大のスーパーミドルで中国の広州恒大を2-0で粉砕。公式戦で実に11試合ぶりの白星を挙げた。完勝のゲームから中3日で迎える清水戦は、リーグ戦でも9試合ぶりの白星がかかる一戦となる。

降格圏に沈む松本山雅FCや、16位のサガン鳥栖が揃って勝利したことから、残留争いに巻き込まれた浦和にとっても勝ち点3差の清水に勝利しておきたいところ。先発はACLで復帰した興梠慎三が入ったほか、前節の鳥栖戦で今季初得点をマークした武藤雄樹も名を連ねた。一方でファブリシオはベンチ外となった。

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対する清水は現在2連勝中と好調だ。前々節の名古屋グランパス戦を3-2で勝利すると、続く前節の湘南ベルマーレ戦では、攻撃陣が爆発。大量6ゴールで残留を争う湘南との直接対決を制した。とりわけ注目なのは、2試合連続2発と波に乗る西澤健太の存在。今節でのゴールにも期待がかかる。

浦和は序盤からボランチの青木拓矢が最終ラインに落ちてビルドアップに参加。しっかりとしたつなぎからサイドへ展開し、左ウィングバックの関根貴大から攻勢を強める。一方の清水も、左の西澤、右の金子翔太が起点となり、最前線のドウグラスをターゲットに攻め込んでいく。

すると清水は19分、左サイドでスローインを得ると、二見宏志がタオルでボールを丁寧に拭いてロングスローの態勢をとる。ゴール前に鋭く送り込まれたボールに対して浦和は一旦クリアするも、こぼれ球に河井陽介が反応。後方に落とすと、ドウグラスが得意の左足で抑えの効いたシュートを流し込み、アウェイの清水が先制に成功した。

さらに清水は27分にも竹内涼のパスを受けた河井が中盤で入れ替わってドリブルで駆け上がる。最後は左足で狙うも、これは惜しくも枠の左に外れてしまった。

先制された浦和は41分に中盤で相手ボールをカットした岩波拓也が、橋岡大樹にボールを預けると、前にスルーパスを展開。PA右で受けた武藤がGKとの1対1を迎えるが、右足シュートはGK大久保択生に弾かれ、絶好のチャンスを生かすことができず。

それでも前半終了間際、中央のエヴェルトンが右サイドに展開すると、橋岡が余裕を持ってクロスを送る。これに反応したのはエースの興梠。ヘディングシュートを叩き込み、浦和が同点に追いついて前半を終了した。

浦和は62分に武藤を下げて杉本健勇を投入。1トップに配置し、興梠をシャドーに下げる。清水もドウグラスに代えてジュニオール・ドゥトラを送り出した。

浦和は63分に橋岡がPA内で決定機を迎えるが、間際で松原后にクリアされてしまう。浦和の選手はこのシーンで松原がハンドを犯したと主張。しかし、主審はハンドを取らず、プレーは続行された。

それでも攻めの手を緩めない浦和は75分、セットプレーのこぼれ球が橋岡の下へ落ちると、20歳の右ウィングバックは迷わずボレーシュート。豪快な一撃がゴール左に決まり、浦和が逆転に成功した。

浦和はその後、エヴェルトンと興梠に代えて阿部勇樹と柴戸海を投入。試合を締めにいく。対する清水は金子と河合に代えて鄭大世と川本梨誉を送り出す。川本はリーグ戦デビューとなった。

同点にしたい清水はボールをつないで必死に食らいつくが、浦和も体を張った守備で対応。最後まで清水に得点を許さずタイムアップ。浦和が清水を2-1で下し、リーグ戦9試合ぶりの勝利を手に。ホーム・埼スタでは第18節・ベガルタ仙台戦以来、3カ月ぶりの白星を挙げ、順位も10位に浮上している。

■試合結果
浦和レッズ 2-1 清水エスパルス

■得点者
浦和:興梠慎三(45+2分)橋岡大樹(75分)
清水:ドウグラス(19分)

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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