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徳島がエース河田の決勝弾で参入プレーオフ決定戦進出…6年ぶりのJ1昇格へあと1勝

J1参入プレーオフ2回戦が8日に行われ、徳島ヴォルティスとモンテディオ山形が鳴門・大塚スポーツパーク・ポカリスエットスタジアムで対戦した。

4位で参入プレーオフ進出を決めた徳島は、1回戦で5位のヴァンフォーレ甲府と対戦。1-1で引き分けたものの、年間順位優位のレギュレーションにより、2回戦進出を決めていた。一方の山形は今季のJ2を6位でフィニッシュ。勝利が絶対条件であった3位・大宮アルディージャとの1回戦では後半に2点を奪取。攻めの姿勢を貫き、1つ目の下剋上を達成した。

4位と6位が顔を合わせる2回戦も、年間順位で勝る徳島が引き分け以上で決定戦へ駒を進めることができる。逆に山形は1回戦同様に勝利のみが勝ち上がりの条件となった。

以下に続く

試合は開始1分、山形にビッグチャンスが舞い込む。山岸が右サイドからクロスを送ると、PA内でフリーになっていたた井出が右足で合わせる。しかし、これは徳島GK梶川のビッグセーブに遭い、先制点のチャンスを逃した。

対する徳島も9分に田向が右から速いクロスを送ると、ファーサイドから走り込んできた島屋が左足でシュートを放つも、山形GK櫛引が正面でストップした。

その後は、ボールポゼッションを高める徳島が試合を支配。山形は自陣でブロックを形成し、守り抜く展開となる。球際で競り負けない徳島は、セカンドボールを奪ってからの速攻で山形ゴールを脅かしていく。

徳島は32分に野村のスルーパスに反応した島屋がGKとの1対1を迎えたが、シュートは山形守護神の櫛引がストップ。ともにシュートシーンはいくつか作ったものの、スコアレスのまま前半を終了した。

山形は後半頭から柳に代えて三鬼を投入。1点が必要とあって木山隆之監督が早めに動く。しかし、先制点を奪ったのはホームの徳島であった。

53分、高い位置でボールを奪った徳島は速攻からのスルーパスに河田が抜け出す。最後は櫛引との1対1を制して先制に成功。引き分けでも勝ち上がりが決まる徳島にとっては、大きなアドバンテージを手にした。

これで2点が必要になった山形はすぐさま山田に代えて南を投入。63分には松本が負傷したことにより、高木がピッチへ。山形は交代カードを使い切る。攻撃的な布陣に切り替えた山形だが、またもチャンスを作ったのは徳島。67分にカウンター攻撃から再び河田がGKとの1対1を迎えるが、これは山形DF陣が必死に戻って阻止。得点には至らなかった。

終盤にかけて山形が攻め込み、徳島がカウンターで応酬する構図に。最終ライン中央でブロックを敷く相手に対して山形はサイドから可能性を探るが、ヨルディ・バイスを中心とした徳島の牙城を崩せず。試合は1-0のまま終了。J2・4位の徳島がJ2・6位の山形を下し、決定戦進出を決めた。

6年ぶりのJ1昇格を目指す徳島は、14日にShonan BMWスタジアム平塚でJ1・16位の湘南ベルマーレとの決定戦に臨む。

■試合結果
徳島ヴォルティス 1-0 モンテディオ山形

■得点者
徳島:河田篤秀(53分)
山形:なし

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