2019_10_5_FCtokyo(C)J.LEAGUE

三田が右CKから直接ゴールも…FC東京、金井劇的逆転弾の鳥栖に屈して首位陥落危機

明治安田生命J1リーグは5日に第28節が行われ、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖とFC東京が対戦した。

2試合勝利のないJ1参入プレーオフ出場圏の16位・サガン鳥栖が、同じく2試合勝利のない首位・FC東京をホームに迎えた一戦。

15位・湘南ベルマーレとの勝ち点差が「3」となっている鳥栖は、この試合にFWイサック・クエンカやFW金崎夢生、また古巣対戦となるMF高橋秀人らを起用した。対するFC東京は、日本代表に選ばれたFW永井謙佑とMF橋本拳人のほか、FWディエゴ・オリヴェイラらを引き続きスタメンに送り出している。

以下に続く

一進一退の攻防が続く前半。鳥栖が積極的な仕掛けを見せている金崎を中心に攻め立てていくが、リーグトップの堅守を誇るFC東京も簡単には崩れない。

しかし、FC東京もなかなか決定機を作れず。32分にボックス手前右でFKを得た場面で三田啓貴が左足で直接狙ったシュートは壁に阻まれ、46分には右サイドの室屋成からのクロスに反応したD・オリヴェイラがオーバーヘッドシュートを試みたがうまくミートしない。両クラブともに決め手を欠く形で前半を終える。

スコアが動いたのは後半開始早々の49分、セットプレーからだった。FC東京が右CKを獲得すると、キッカーはレフティーの三田。蹴り込まれた速いボールが中央の味方に合うことはなかったが、左ポストを叩いたボールが直接ゴールへ。三田の復帰後初ゴールによってFC東京が先制する。

ビハインドを背負った鳥栖は選手交代を敢行。57分に福田晃斗に代えて安庸佑、66分に原川力に代えて小野裕二を送り出して攻撃に変化をつけていく。

一方のFC東京は永井とD・オリヴェイラを前線に残しつつバランスを崩さずに試合を進行。69分にボックス左に抜け出したD・オリヴェイラの右足のシュートは枠を捉えなかったが、攻勢をかけようとする鳥栖を牽制する。そして、72分には永井に代えてナ・サンホを投入した。

試合終盤の86分、鳥栖に決定機が訪れる。安庸佑の右サイドからのクロスに金崎が頭で合わせたシュートがゴール前の渡辺剛にブロックされると、跳ね返りに豊田陽平が反応。フリーで押し込み、スコアを振り出しに戻す。直後、FC東京は足を痛めていた様子の森重真人を岡崎慎と代える。

さらに試合終了間際、鳥栖が劇的な逆転弾を沈める。左サイドからのFKの場面でボックス内にクロスが蹴り込まれると、高橋秀がヘディングシュート。やや枠を外れる軌道だったが、豊田が触れたボールにさらに金井貢史が反応し、ゴールに吸い込まれた。

試合は直後に終了。この結果、鳥栖は首位から勝ち点3を奪取して3試合ぶりの勝利を飾った。対するFC東京には3試合ぶりの得点が生まれたものの衝撃的な逆転負け。翌日に今節の試合を控える2位・鹿島アントラーズとの勝ち点差は暫定で「1」となり、首位陥落の危機が迫ることとなった。

■試合結果
サガン鳥栖 2-1 FC東京

■得点者
鳥栖:豊田陽平(86分)、金井貢史(90+5分)
FC東京:三田啓貴(49分)

▶Jリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

Goal-live-scores
広告