アントワープは、三好康児の買い取りオプションを行使しないかもしれない。『Het Nieuwsblad』が伝えた。
昨夏に川崎フロンターレから期限付きでベルギー・ジュピラーリーグのアントワープに渡った三好。新天地では負傷により出遅れながらも、デビュー戦でいきなり決勝点を挙げるなど印象的なパフォーマンスを披露。しかし、昨年11月以降は足首の負傷で離脱を繰り返し、公式戦15試合(3ゴール)の出場、先発は5試合にとどまっている。
そんななか、クラブは買取をためらっているのかもしれない。三好の川崎Fからのレンタル期間は今シーズン終了まで。『Het Nieuwsblad』によると、完全移籍移行に至った場合の違約金120万ユーロは「交渉可能」とされるが、スタメンを勝ち取れていない現状に幹部は疑問を持っているという。
三好自身は、先日地元メディアで「僕が決められるなら来シーズンもここに居たいです。でも、これはクラブが決めることです。僕にはできる限りのベストを尽くして、彼らを納得させることしかできません」と残留を希望している様子。夏以降の去就は、今後のプレーオフ1でのパフォーマンスが大きく影響することになりそうだ。
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