Vincenzo Montella Milan RomaGetty

モンテッラ、パフォーマンスに満足も「勝利が欲しかった」…ローマ指揮官からもエール

ミランの指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラはローマに敗れたものの、手ごたえを感じたようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が1日、伝えている。

■互角の勝負に満足するも…

ミランは1日、セリエA第7節で昨シーズン2位の強豪ローマとホームで対戦。ローマのゴールに再三迫ったもののチャンスを生かすことができず、終盤、相手のエースFWエディン・ジェコにドッピエッタ(1試合2得点)を許し、0-2で敗れた。前節のサンプドリア戦に引き続き2失点2連敗を喫し、順位表では7位に後退したものの、モンテッラは前向きに捉えている。

「パフォーマンスにはそれなりに満足している。昨シーズン、我々よりも23ポイント多く獲得したチームと互角に戦った。バランス、積極性といった面では1番良い試合だった」

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しかし結果を出すことができず、「勝利が欲しかったが、手に入れることはできなかった。負けたことで今晩は眠れないだろう。ピッチを去る際、拍手をくれたファンには申し訳ない」と悔しさをのぞかせた。

一方、ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコはアウェーでの一戦ながらも3ポイントを持ち帰ることに成功し、選手たちを称えている。

「(ケヴィン)ストロートマンを欠いてしまったが、チームとしての団結力を見せてくれた。冷静に戦わなければならなかったが、自覚しており、成熟したチームであることを証明できた。良いタイミングでゴールが生まれた。結果を持ち帰ることができて素晴らしい」

なお現役時代、ローマで同僚だったモンテッラについては、「自分のやっている仕事を信じるべきだ。ピッチでの結果につながらないことはよくあること。彼の成功を祈っている」と述べている。

またこの試合には2人の元同僚で、昨シーズン限りで現役を退いたフランチェスコ・トッティの姿もあった。トッティはツイッターを更新し、ミランのレジェンドであるフランコ・バレージとともに観戦する様子を投稿。「チームとして成長できる貴重な勝利だった」と自身が幹部を務めるローマの勝利を祝福した。

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