ブレシア会長が改めてセリエA中止を主張「再開してもプレーさせない。私が全責任を負う」

ブレシアのマッシモ・チェリーノ会長は、セリエAが再開されてもチームをプレーさせないと主張した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるイタリア。国内での感染者が12日現在15万人を超し、死者も間もなく2万人に達しようとするなど、新規患者の増加率こそ軽減するも、依然として予断の許さない状況が続いている。

3月9日の一戦を最後に、欧州5大リーグの中で最初にリーグ戦の中断を発表したセリエAは、再開に向けての協議も並行して実施。しかし、依然として目途が立たず、イタリアサッカー連盟（FIGC）のガブリエレ・グラヴィーナ会長は、9月や10月までリーグ戦を行う可能性を否定しなかった。

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ブレシアが拠点を置くロンバルディア州は、イタリアで最も新型コロナウイルスの被害を受ける地域。そのため、先日にシーズンの打ち切りを強く望むと主張したチェリーノ会長は、再び物議を醸し出す発言を『Giornale di Brescia』に対して行った。

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が先日にセリエAの再開を望むと発言したことにチェリーノ会長は噛みつき、「本当に多くの身勝手な人間を見てきた。ロティートが再開を望んでいるって？彼はディレクターのトップであって、ラツィオを代表する人間であるかすら私にはわからない」と話し、シーズンの打ち切りが正当であると主張した。