Makoto Hasebe Martin Hinteregger Frankfurt(C)Getty Images

フランクフルトDFが最終ラインの同僚たちに言及…長谷部については「並外れの頭脳」

フランクフルトに所属するオーストリア代表DFのマルティン・ヒンターエッガーは地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』のインタビューでチームのDFラインについて言及。長谷部誠については「並外れの頭脳の持ち主」と表現した。

1月に37歳の誕生日を迎えるブンデスリーガ1部最年長の長谷部は、今季リーグ開幕から7試合に3バックの中央でフル出場。しかし、4バックで臨んだ先月21日の第8節RBライプツィヒ戦(1-1)、3バックに戻した同28日の第9節ウニオン・ベルリン戦(3-3)はそれぞれベンチ入り果たすも出番はなし。ウニオン戦ではヒンターエッガーが最終ライン左側ではなく中央でプレーしていた。

そして、アディ・ヒュッター監督は左利きのU-21フランス代表DFエヴァン・ヌディカをライプツィヒ戦では左SB、ウニオン戦では左側のCBに起用。長谷部をスタメンから外したのは同選手に出場機会を与えるためだと見られる。ヒンターエッガーはそんなヌディカについて「彼は必ずビッグネームになるはず。確実にそうなるね」と絶賛し、「僕がピッチに立ち、エヴァンがベンチに座っているのを見ると、常に心が痛むよ」とライバル心以上に同選手への期待感を口にしている。

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一方で、ヒンターエッガーは長谷部のポジションについても言及。「マコトは中盤でプレーする選択肢がある。ハーゼ(長谷部の愛称)は基本、今もプレーするだけのクオリティを備え、並外れの頭脳の持ち主だ」と高く評価。「自分が(3バックの)中央でプレーすると、僕たちのサッカーが少し変わり、スピーディーでがっしりした選手が後方に3人いることになる」と続け、チームのプレースタイルに多少の変化があるとの見方を述べていた。

1月には主将のダヴィド・アブラハムが母国アルゼンチンに帰国し、退団が決定しているフランクフルト。右側のCBを務めてきた同選手が3バックから抜けることで、ヒュッター監督が今後採用するフォーメーション、そしてDFラインの構成に注目されるところだ。

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