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オビエドSDが説くリーガのサラリーキャップ制の厳格さ「年俸20万ユーロで元1部の選手と契約目指しても、信じてくれない」

リーガ・エスパニョーラ2部に所属するオビエドのミチュSD(スポーツディレクター)が、リーガ・エスパニョーラが敷くサラリーキャップ制の厳格さを説明している。

2013年の初め、スペイン政府スポーツ上級委員会(CSD)とスペインプロリーグ機構(LFP)はリーガ1部&2部クラブの債務削減を目的としてサラリーキャップ制度を導入することを決定。その内容は、トップチームの予算を年間収入から練習場&スタジアムの維持費、社会保障費といったスポーツ面以外の費用を差し引いた額に制限するものであり、クラブは所属選手の年俸のほか、契約年数によって減価償却されていく選手獲得の移籍金を同予算内に収める必要がある。

これによって各クラブのトップチームの予算は、年間収入の60~70%程に限られ、限度額を超過する場合には選手登録を認められなくなる。今夏であればFW岡崎慎司がマラガに加入するも、LFPから限度額を超過しているとみなされたために選手登録を認められず、土壇場でウエスカに移籍することになった。

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ミチュSDの説明によれば、このサラリーキャップ制度は考えられていた非常に厳格で、融通が利かないものであるようだ。例えば、リーガ1部のクラブに所属していた選手が、これまで受け取って年俸額を大幅に減らして2部でプレーする考えでも、LFPはそうしたことを認めない、または信用しないという。

「アルバロ・メドランを引き合いに出そうか。バレンシアで200万ユーロを受け取っていたメドランは今夏にフリーとなったが、彼と年俸20万ユーロで契約することを目指すとしても、リーガ側は100万ユーロで勘定しようとする。なぜなら、20万ユーロでの契約を信じてくれないからだ」

「もちろん、私たちは100万ユーロなんて額を持ち合わせていない。私たちのようなクラブが、1部の選手と契約を結ぶことは本当に難しい。私たちの予算額は2部のクラブの中で10~11番目だ。ラージョのように200万ユーロの移籍金を支払うことなんてできないし、彼らのようなクラブと昇格を競い合うことは極めて難しい」

なお今夏にバレンシアとの契約を解消したメドランは、オビエドへの移籍がリーガに認められなかったために、現在もフリーとなっている。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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