プレミアリーグ第24節が行われ、8位ウェストハムと3位アーセナルが対戦した。
アーセナルはアジアカップから戻ってきた冨安健洋はメンバー外。負傷中のオレクサンドル・ジンチェンコの代役はヤクブ・キヴィオルとなった。また、レアンドロ・トロサールはトップで起用されている。
24分には右サイドのふわっとしたクロスからトロサールがダイレクトボレー。強烈なシュートがゴールへ向かうが、GKアルフォンス・アレオラが超人的な反応ではじき出し、ファインセーブでしのぐ。それでも32分、デクラン・ライスの正確なコーナーキックからウィリアム・サリバが強さを見せつけるヘディング弾を決め、アーセナルが先手を取る。
37分にはゴール前での細かい崩しからゴールへ近づく。マルティン・ウーデゴールのスルーパスにブカヨ・サカが抜け出してループシュートで狙うが、惜しくもゴール左へ外れる。しかしその直後、下がっていたトロサールが前線へロブでスルーパス。抜け出したサカがアレオラに倒されてPKを獲得。これをサカ自ら決め、リードを2点に広げる。
さらに44分には、ライスのFKから今後はガブリエウ・マガリャンイスが頭で決めて3点目。前半終了間際にもウーデゴールのパスからトロサールが右足で鮮やかなシュートを決め、4点目を獲得した。
後半もサカがチャンスを作ると、63分に追加点。ウーデゴールのパスを受けたサカがカットインから左足を振り抜く。強烈なシュートがニアに突き刺さり、アレオラは見送ることしかできなかった。2得点のサカはシーズン二桁ゴールに到達した。直後にはライスがミドルレンジから右足で曲げてゴール左隅へ鮮やかなミドルシュートを決め、古巣への恩返し弾で0-6に。
その後、アーセナルはサカ、トロサール、ライスを下げて逃げ切り態勢に。しっかりと試合をクローズさせ、0-6のまま終了。アーセナルはリーグ戦4連勝を達成、ウェストハムは公式戦7試合勝利なしとなった。