Sorloth kuboGetty Images

久保建英の元相棒スルロットがビジャレアルで大ブレイク!今季ラ・リーガ23得点でランキング1位…アトレティコなどが興味

ビジャレアルFWアレクサンダー・スルロット(28)が、今夏の市場での注目銘柄になるかもしれない。

昨季はRBライプツィヒからのレンタルでレアル・ソシエダに在籍し、FW久保建英と2トップなどでコンビを組み、活躍を見せたスルロット。そして今季には完全移籍でビジャレアルに加わり、大ブレイクを果たした。

ノルウェー代表FWは19日のラ・リーガ第37節、本拠地ラ・セラミカでのレアル・マドリー戦(4-4)で4ゴールを記録。同リーグ得点数を23まで伸ばしてバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキ(18得点)、レアル・マドリーMFジュード・ベリンガム(19得点)、ジローナFWアルテム・ドフビク(21得点)らを上回り得点ランク1位に立っている。加えてその強靭なフィジカルを生かしたポストプレーでもチームに貢献しており、これまでに6アシストを記録とビジャレアルが決めた全64得点中29得点に絡んでいる。

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スルロットはこの活躍によって多くのクラブが興味を持つ存在となっているようで、スペイン『マルカ』によればラ・リーガ三強の一角アトレティコ・マドリーも獲得を目指しているという。RBライプツィヒに移籍金800万ユーロを支払いスルロットを獲得したビジャレアルは、同選手の契約解除金を3800万ユーロに設定しており、もし同額で売却するならば3000万ユーロの利益を得ることになる。

なお今季のレアル・ソシエダは良質なストライカーが不足しているとされており、スルロットの存在を思い出すサポーターも多い。選手本人は過去のインタビューで、ソシエダではなくビジャレアルに移籍した理由を次のように説明している。

「僕はラ・レアル、ビジャレアルと新契約について話をしていた。二つのクラブと交渉していたが、だけどラ・レアルとは合意に至らなかったんだよ。もし彼らから明確なオファーが届いていたら、おそらくはあそこに残っていただろうけどね。その一方で、ビジャレアルは間違いなく僕を求めていたんだ」

「(ソシエダからの正式オファーを待つ期間が)あまりに長引いてたし、クラブ内で意見が一致していないと思えた。おそらく、あそこでは全員が僕を求めていたわけではないのだろう。(監督の)イマノル・アルグアシルが僕を求めていたことは知っていたよ。彼自身が僕との話し合いでそう話していたからね。だけどクラブ全体で僕を求めていたのかは不透明で、だからビジャレアルに移籍することにしたんだよ」

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