Ryota Morioka Charleroi 09042022(C)Getty Images

森岡亮太、5年半過ごしたシャルルロワを退団へ…地元メディアで日本復帰の可能性も示唆

元日本代表MF森岡亮太は今季限りでシャルルロワを退団するようだ。

現在33歳の森岡は2016年1月に元ヴィッセル神戸からポーランド1部シロンスク・ヴロツワフへ渡り、海外挑戦。2017年夏からベルギーのワースランド・ベフェレンでプレーし、わずか半年間で強豪アンデルレヒトへステップアップ。しかし、翌年の2018-19シーズンに出場機会が減少すると、半年間のレンタル移籍を経て、2019-20シーズンからは完全移籍でシャルルロワでプレー。加入後は公式戦160試合出場で19ゴール32アシストの記録を残していたが、今季は負傷離脱を繰り返し、公式戦23試合の出場にとどまっていた。

そんな森岡はクラブと今夏までの現行契約の更新に至らず、退団が決定した模様。地元メディア『Sudinfo』の10日のインタビューでベルギー1部リーグ・降格プレーオフ最終節のコルトレイク戦が「今シーズン最後の試合になる」と明かし、「経営陣の決定を受け入れました。僕自身、今シーズンには満足していませんし、もう若くありません。もし僕が素晴らしいシーズンを過ごし、プレータイムも多かったら、この決定に不満を持っていたかもしれませんが、今回は理解できます」と語っていた。

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自身の今後について「ヨーロッパに残りたいという思いはありますが、キャリアを続けるには自分のフィジカルコンディションが理想的でないことは自覚しています」と言及。「痛みやケガなしでプレーすることはできません。今季のようなシーズンはもう2度と過ごしたくないですね」と語り、日本でのキャリアの続行の可能性も示唆している。

「もう一つのオプションは日本に帰って、僕のフィットネストレーナーに身体能力を取り戻すのを助けてもらうことです。その場合、日本のクラブでプレーすることになります。この二つのオプションの間で迷っています。僕のトレーナーのもとで回復することを望みますが、ヨーロッパで生活したいという気持ちもあります」

そんな森岡は14日に自身のインスタグラムに自身のプレー姿の写真を投稿し、「ここで出会ったすべての人たちに心から感謝したい」と綴っている。

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