Carlo AncelottiGetty Images

マン・Cの攻勢耐え切り、PK戦の末にCLベスト4入り果たしたレアル・マドリー…アンチェロッティ「マドリーは決して死なない!」

レアル・マドリーは18日のチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、アウェーでのマンチェスター・シティ戦を1-1で終え、2戦合計スコア4-4としてPK戦4-3でベスト4進出を決めた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、シティの攻勢に耐え切った末の勝利に満足感を表している。

12分にロドリゴが先制点を決めたレアル・マドリーだが、その後シティの攻勢を受け続け、76分にデ・ブライネに同点ゴールを許す。1-1とされた後もシティに攻め立てられ続けたが、耐え続けて90分、さらには延長戦を切り抜けると、PK戦によって勝利をもぎ取っている。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたアンチェロッティ監督は、次のような感想を述べた。

以下に続く

「私たちは良い形でスタートを切り、先制点を決めた。その後に苦しい、犠牲の精神による闘いが始まることになったね。私たちは守備ブロックを下げ過ぎてしまい、シティがさらに試合をコントロールしていた。だが私たちはとても、とても良い守備を見せたと思っている」

「私たちはサバイバーだった? レアル・マドリーは何度もこういう生き抜き方をしてきた。誰も何も手にできないと思うところから何かをつかみ取るんだ。PK戦では自分たちが突破できることを確信していた。もちろん、私はクオリティーはもとより、犠牲の精神を持ち、闘うことのできるチームが大好きだ。ここで勝利するためにはそうした形しかないんだよ」

試合後終了直後、グアルディオラ監督と何を話したのだろうか。

「彼は私たちの突破を祝福し、幸運を祈ってくれた。いつも通り、とても紳士的だったよ」

まさに死闘を制したレアル・マドリーだが、21日にはラ・リーガ第32節、ホームでのクラシコに臨むことになる。

「フィジカル的な問題はない。日曜までに回復できるし、今日はこの地で眠って、自分たちが成し遂げたことを実感したいと思う」

「今日は世界中が私たちが死んだとみなしていたね。しかしレアル・マドリーには、絶対に死を押し付けてくれるな。マドリーは決して死なないのだから!」

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