Carlo Ancelotti Real Madrid 2023-24Getty Images

アンチェロッティ「CL決勝のGK?私にしてみれば議論など存在しない。ルニンは素晴らしく、一方でクルトワは世界最高に戻りつつある」

19日のラ・リーガ第37節、レアル・マドリーは敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、6月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝ボルシア・ドルトムント戦に向けた準備としても、重要な一戦であることを強調している。

「私たちは全選手を連れて行く。なぜならば、明日の試合は決勝に向けた準備となるからだ。プレーリズムと良い姿勢を保つことは重要だよ。相手は欧州カップ出場のため、私たちは良いダイナミズムを維持するために戦うことになる」

「決勝に向けた最善の準備は、100%の力でリーグ戦に立ち向かうことにほかならない。私はここ最近の試合について言及していないが、ここ2試合では9ゴールを決めて、なおかつ無失点に抑えることができているんだ」

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またCL決勝でGKティボ・クルトワとGKアンドリー・ルニンのどちらを起用するかについて、アンチェロッティ監督する決断のための「迷い」や「議論」が存在しないことを強調した。

「私たちに迷いはまったくない。6月1日までに何をすべきか、私が迷うことは一切ないんだ。可能な限りの準備を試み、その後により正しい決断を下したいと思う。」

「私にしてみれば、議論などないんだよ。ルニンはファンタスティックなシーズンを送り、クルトワは以前の彼に戻ってきている。つまりは世界最高の選手にね」

「明日の試合はルニンがプレーするよ」

イタリア人指揮官はその一方で、MFトニ・クロースがどういう人物かを問われて、ユーモアたっぷりの返答している。

「人間としての彼は、私のように一人のドイツ人だ。私は自分のことを少しだけドイツ人だと感じている。口数が少ないからね。彼はほとんど迷うことがない高潔かつ誠実な人間で、口を開くときにははっきりとした物言いをするね」

アンチェロッティ監督は加えて、解任される可能性が浮上したチャビ・エルナンデス監督について意見を求められると、次のように返答している。

「チャビの件について意見を言うことは望まない。私は彼のことを本当にリスペクトしている。とても素晴らしい仕事を実現していると思っているし、素晴らしい未来が待ち受けていることを願わせてもらうよ」

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