RodrygoGetty Images

バイエルン戦、80分過ぎに追いついたレアル・マドリー…ロドリゴ「死んだとみなされたマドリーこそ最も危険なんだ」

4月30日のチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、レアル・マドリーはアウェーでのバイエルン・ミュンヘン戦を2-2のドローで終えた。FWロドリゴ・ゴエスは試合後、負けなかったことに価値を見出している。

レアル・マドリーは24分にトニ・クロースのスルーパスからヴィニシウスが先制点を記録。53分にザネ、57分にハリー・ケインのゴールを許して一時逆転されたものの、80分過ぎにロドリゴがPKを誘発すると、ヴィニシウスが2ゴール目を決めて同点で試合を終えた。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたロドリゴは、次のような感想を述べている。

以下に続く

「自分たちの最高のパージョンを示したわけではなかった。そのことは自覚しているよ。でも最終的に負けなかったことが大切だ。僕たちはこれから自分たちのホームでプレーするんだよ」

「僕たちはいつもそうやって考えてきた。もし勝てないのなら、少なくとも負けたくはない。今日の試合内容から考えれば引き分けは完璧だ。僕たちは良い形で試合をスタートさせたけど、その後に2ゴールを許してしまい、それでも最後には同点に追いついた。次は僕たちのホームでプレーできる」

矛盾した言い方かもしれないが、劇的なゴールを決めることに定評があるレアル・マドリー。ロドリゴはその理由についても説明している。

「チャンピオンズの試合ではいつもそうだね。相手から死んだとみなされたときこそ、僕たちは最も危険で、最も集中しているんだ。今日も実際にそうしたことが起こった」

ロドリゴはその一方で、ヴィニシウスのゴールを超精度のスルーパスでお膳立てしたクロースに対して、称賛の言葉を口にした。

「本当、言葉が見つからない。説明することなんてできないよ……。ただただトニとプレーできることがうれしい。彼はクラックだ。これからもずっと、僕たちと一緒にプレーしてほしいね」

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