daichi-kamada(C)Getty Images

ラツィオ会長、鎌田大地の残留を熱望! 「監督がカマダを将来の要に変えた。彼も残留を決断すべき」

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がMF鎌田大地の残留を熱望している。イタリア紙『イル・メッサッジェーロ』が伝えた。

昨夏、ラツィオに新天地を求めて延長オプション付きの1年契約を結んだ鎌田。加入直後はレギュラーの座をつかんだものの、徐々にマウリツィオ・サッリ前体制下で出番を失い、ベンチを温める日々が続いた。

それでもラツィオ会長は、冬の移籍期間に補強を見送った際、地元メディア『Notizie.com』のインタビューに対し、「カマダのように今後、再生するはずの重要な選手がいる。彼は自身がどんな選手なのかを示してくれるはずだ」などと発言し、鎌田に対する信頼を明かしていた。

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すると先月、サッリ監督が辞任してイゴール・トゥドールが新監督となると、会長の言葉通りに鎌田は新生ラツィオで再生。新体制初陣となった3月31日のセリエA第30節のユベントス戦から5試合先発出場を果たし、チームに貢献する活躍を見せている。

ロティート会長は、先週にもイタリア紙のインタビューで発言。「みんなカマダを見たかい? トゥドールが彼を信頼したのでメンタル面で解放されたのだろう。彼が残留を確信してくれるかどうか、今シーズン終了まで見守ろう。彼が自身の運命を握っている」などと語っていた中、改めて鎌田に触れた。

ラツィオ会長は、新体制の中心選手となった鎌田の活躍ぶりに満足しつつ、選手側が行使権を持つ延長オプションの発効を熱望。「監督がカマダをチームに巻き込み、彼を将来の要へと変えた。彼はこれから、ラツィオに残留することを決断するべきだ」とラブコールを送った。

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