明治安田J1リーグでは18日、第15節のサガン鳥栖vs名古屋グランパスが行われた。
連勝中の17位・鳥栖が、ここ3試合2勝1敗としている7位・名古屋をホームに迎えた一戦。鳥栖はマルセロ・ヒアンや長沼洋一、富樫敬真ら、名古屋はパトリックや森島司、稲垣祥らを先発起用した。
試合は早々の6分に動く。ボックス左に抜け出したパトリックがキープしてクロスを供給。飛び込んだ稲垣がネットを揺らして名古屋が先制する。
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追いかける鳥栖だが、36分にはマイボールをキープしようとした原田亘がスライディングで米本拓司に接触。この日2枚目の警告が提示されて退場の判定となる。
優位に試合を進める名古屋はリードして迎えた50分にも加点。ボックス左深い位置に抜け出した稲垣が中央に折り返そうとしたボールがGK朴一圭に当たって跳ね返ったところを倍井謙が押し込んだ。
数的不利ながら選手を入れ替えて攻勢に転じようとする鳥栖だったが得点には至らない。77分には右サイドからのクロスにゴール前の上夷克典が合わせたがGKランゲラックがファインセーブでしのぐ。
そして、試合は名古屋が2-0でリードを保ったまま終了。鳥栖が3試合ぶりの黒星を喫した一方、名古屋は連勝を飾って暫定4位に浮上した。