Spalletti Italia EcuadorGetty

EURO連覇狙うアッズーリ、スパレッティの“秘策”は?「バッジョやトッティら4人の10番を…」

イタリア代表監督のルチアーノ・スパレッティが、30日付のイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、今夏のEURO(ユーロ)2024へ向けた秘策を明かした。

ロベルト・マンチーニ前監督の下、2021年に開催された前回大会を制したイタリア。だがアッズーリはその後、カタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したほか、ユーロ予選では出場権を獲得したものの苦戦し、抽選では第4ポットに振り分けられた。

イタリアはこの結果、グループBでスペインやクロアチア、アルバニアと対戦することが決定しているが、スパレッティはユーロ連覇へ向けて、強力な助っ人を用意している。かつてイタリア代表の10番を背負ったロベルト・バッジョ氏、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏、フランチェスコ・トッティ氏、ジャンカルロ・アントニョーニ氏らをフィレンツェのコヴェルチャーノにある代表施設へ招く方針であることを明かした。

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「ユーロの準備で再会する時、コヴェルチャーノへワールドクラスの4人の10番を連れていきたい。バッジョ、デル・ピエロ、トッティ、アントニョーニをね。すでにイタリアサッカー連盟(FIGC)の(ガブリエレ)グラヴィーナとも話をした。4人の10番が我々のトレーニングに立ち会ってくれたら、きっと選手たちのパフォーマンスが向上するはずだ。まもなく連盟から正式な招待状が発送される」

さらにスパレッティは、「ゴールマウスの10番についても話をしようか」と語り、昨夏からイタリア代表チームの責任者を務めるジャンルイジ・ブッフォン氏について話し出した。

「ブッフォンのことは、偉大なGK、サッカー人、ロッカールームのリーダーとして知っていた。だがこの期間に素晴らしい友人でもあることや、かつてのようなカンピオーネ(王者)にふさわしいディレクターになるだろうことが分かった。彼は全く新しい役職に関して、クオリティと知識を持っていることを示している。言葉がなくても、彼を見れば、われわれがどこへたどり着こうとしてるのか、理解できる」

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