U-23イラク代表のラディ・シェナイシル監督は、AFCU-23アジアカップ準決勝でU-23日本代表に敗れた後にコメントした。
29日に行われたU-23アジアカップ準決勝で、イラクは日本と対戦。勝利すればパリ・オリンピック出場権を獲得できる一戦だったが、前半のうちに細谷真大と荒木遼太郎にゴールを許して2点のビハインドを負う。後半もなかなかペースをつかむことができないまま、0-2で敗れていた。
シェナイシル監督は、日本に敗れた一戦について「（2-1で勝利したグループステージの）サウジアラビア戦はシステムが機能したし、同じようなプレーを目指した。今日は違った45分間、前半をドローで終え、後半は日本を驚かせるつもりだった」と狙いを明かしつつ、以下に続けた。
以下に続く
「しかし、残念ながら日本と対戦するのはいつだって本当に難しい。後半はさらにリスキーになり、日本のほうが得点チャンスを作っていたね。準決勝からは難しい試合になることを予想していた。日本には最高の選手たちがいることをわかっていたし、彼らのフィジカルコンディションも素晴らしかった。それでも、我々はこのチーム相手にも互角に渡り合うようにトライしたんだ」
「いくつかのミスもあったが、後半は良いプレーをしたし、後半のパフォーマンスに対して選手たちを称えたい。我々はオリンピックに出場するためにここまで来たし、ファイナルに出場するだなんて言及したこともなかった。我々はここまで勝ち進めたことに満足している。この試合は忘れよう。オリンピックに行くためのチャンスがまだ残されている」
なお日本に敗れたイラクは、オリンピック出場権を懸けた5月2日の3位決定戦で、インドネシアと激突する。
