ハンブルガーSV(HSV)の日本代表DF酒井高徳は、ドローにも手応えを感じているようだ。クラブ公式ツイッターが伝えた。
HSVは4日、ブンデスリーガ第21節でハノーファーと対戦。酒井は2試合連続のフル出場を飾り、1-1の引き分けに貢献した。ベルント・ホッラーバッハ監督就任以降2戦連続のドローとなったが、酒井は勝ち点獲得に満足している。
「この勝ち点は僕らにとってとても大きいですね。ビハインドから同点へ持ち込んだのはこれで2度目です。これが僕たちをチームとして強くしてくれます。でも多くのチャンスをつかむためには、球際での冷静さを保つことが必要ですね」
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また、ホッラーバッハ監督も勝ち点1獲得に満足していることを、試合後の記者会見で示した。
「両チームともに規律を崩さず、お互いにチャンスをあまり与えなかった。我々は相手が放った最初のシュートで失点を許してしまった。後半我々はシステムを変え、互角の戦いへ持ち込んだ。チームはモラルを示したね」
「当然のことながら目下、我々は自信と快活さを欠くものの、なんとか耐え切った。我々が望んだのは3ポイントだったが、それでも結果的には相応しい勝ち点だといえる。ハノーファーはいい試合をした。そのため、結果は順当なものだよ」
HSVは勝ち点1を加えたものの、いまだ17位。降格圏から抜け出すために勝利が求められる。