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新加入・荒木遼太郎が2ゴールの圧巻デビュー!FC東京、2度のビハインド追いつきC大阪とドロー

明治安田J1リーグは24日に開幕節が各地で行われ、ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪とFC東京が対戦した。

いよいよ開幕した今季のJ1リーグ。森保一監督も見守る中、ホームでの開幕戦を迎えたC大阪では、香川真司や新加入の登里享平らに加え、日本代表としても活躍する毎熊晟矢がキャプテンマークを巻いて先発入り。一方のFC東京では、長友佑都や新加入の荒木遼太郎らに加え、20歳MF松木玖生がアームバンドを巻いてスタメンに入った。

序盤はホームのC大阪が攻勢を仕掛け、敵陣ボックス付近でのプレー機会やCKを増やしていく。16分には香川真司のラストパスから奥埜博亮、レオ・セアラにビッグチャンスが訪れたかに思えたが、これはオフサイドの判定。それでも27分、ホームチームが先制に成功。ボックス右で受けた毎熊晟矢が相手をかわしてクロスを送ると、ファーに詰めたカピシャーバがヘッドで押し込んだ。

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しかし、FC東京も前半のうちに反撃する。34分、ボックス外から松木玖生がシュートを放つと、ゴール前にいた荒木遼太郎がコースを変えてネットを揺らした。今季レンタルで加入した新加入MFが早速ゴールを奪い、試合を振り出しに戻す。勢いに乗るFC東京は40分、俵積田晃太の背後への抜け出しからネットを揺らしたが、ここはオフサイド。逆転には至らないが、チャンスを作りながら同点で前半を折り返す。

追いつかれたC大阪は50分、香川真司のクロスからファーに飛び込んだ毎熊晟矢がビッグチャンスを迎える。すると、そのプレーで得たCKから勝ち越しに成功。ルーカス・フェルナンデスのCKに田中駿汰が頭で合わせた。新戦力の活躍でホームチームが前に出る。

劣勢のFC東京は65分、仲川輝人と俵積田晃太を下げて安斎颯馬、ジャジャ・シルバを投入。ウイングを入れ替えて状況の打開を図る。70分にはジャジャ・シルバのシュートがバーに直撃。それでも75分、再び荒木遼太郎がネットを揺らす。左サイドをジャジャ・シルバが独力で突破すると、クロスを流し込んだ。新加入MFの2ゴールで、FC東京が再び追いついた。

再び追いつかれたC大阪は、奥埜博亮と香川真司を下げ、柴山昌也とヴィトール・ブエノを投入。ブラジルの名門を渡り歩いた新加入ストライカーにゴールを託す。しかし88分、ボックス内でカピシャーバが迎えた決定機はGK波多野豪のファインセーブに阻まれた。

終盤は両チームともに最後までゴールを目指したが、スコアは動かず。C大阪とFC東京の開幕戦は、2-2のドロー決着となった。

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