furuhashi celtic(C)Getty Images

古橋亨梧、旗手怜央の見事なアシストから今季14ゴール目!セルティックはリーグ最終戦を勝利で飾る

スコティッシュ・プレミアシップは18日に2023-24シーズンの最終節が行われ、セルティックはセント・ミレンと対戦した。

前節キルマーノックに5-0と圧勝し、3シーズン連続のリーグ制覇を達成したセルティック。25日のカップ戦決勝を前に、セルティック・パークでの今季最終戦を迎えた。前節に大活躍した前田大然、さらに岩田智輝はベンチスタートとなったが、古橋亨梧と旗手怜央は先発入り。また、今季限りで引退を発表しているGKジョー・ハートもスタメンに名を連ねた。

セント・ミレン選手による「ガード・オブ・オナー」で迎えられた王者だが、7分にロングスローの流れからオハラの先制点を許す展開に。それでも21分、ボックス内で受けた古橋はボールをカットされたものの、反応したオライリーがそのままネットに突き刺して早々に追いつくことに成功する。

以下に続く

同点としたセルティックだが流れに乗ることができず、25分にはボックス内でのファールでPKを献上。これをオハラに決められ、再び追いかける展開となる。36分にはロングパスをボックス内で収めた古橋が倒れたが、直前にオフサイド。

それでも37分、古橋がネットを揺らす。古橋と旗手が挟んでボールを奪い、旗手がそのままドリブルで右サイドから運んでクロスを送ると、ボックス内へ走り込んだエースが押し込んだ。古橋にとってはリーグ戦14ゴール目、旗手にとっては4アシスト目となった。さらにその直後、速攻から古橋の大きなクロスにクーンが合わせたが、シュートは枠の外へ。前半は同点で折り返す。

後半序盤はセルティックが主導権を握り、51分には古橋が角度のないところから狙うがGKに阻まれる。65分には旗手、古橋、ウェルシュに代えて岩田、イーダ、スケールズを投入。勝ち越しを目指す。さらに77分、主将マクレガーがベルナルドと交代。主将にはスタンドから万雷の拍手が送られた。また85分には、スタンドに詰めかけたサポーターが“ポズナン・ダンス”を始めるなど、徐々にお祭り騒ぎになっていく。

すると86分、セルティックが勝ち越しに成功。ボックス内まで相手を押し込むと、パルマがネットを揺らした。その直後、GKハートが交代に。リーグ戦ラストマッチを終えた37歳の守護神に対しても、サポーターはスタンディングオベーションで送り出している。

試合はこのまま終了。セルティックが3-2で勝利し、今季のリーグ最終戦を締めくくった。そして25日、宿敵レンジャーズとのカップ戦決勝に挑む。

広告