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ベルナルド・シウバ、レアル・マドリーの“理不尽”とも形容される強さを分析「彼らはおかしい。2回速攻を仕掛けて2ゴールを決める」

マンチェスター・シティMFベルナルド・シウバが、チャンピオンズリーグ準々決勝で対戦したレアル・マドリーについて語った。

シティは今季のレアル・マドリーとの対戦で、アウェーでのファーストレグを3-3で終えると、ホームでは1-1で120分間を終えてPK戦3-4で敗退に追いやられている。とりわけセカンドレグでは12分にFWロドリゴの先制点を許し、その後に波状攻撃を仕掛けたものの、76分にMFケヴィン・デ・ブライネが同点弾を決めるのが精一杯。どれだけ攻め込んでも勝ち越しゴールまでは決められず、PK戦まで持ち込まれている。

シティはCLのノックアウトラウンドで、3シーズン連続でレアル・マドリーと対戦したが、その内2回で敗退(彼らに勝った昨季は優勝)。いずれの対戦でもポゼッションでは上回りながらも、敗れるときにはマドリーの粘り強い守備や、一瞬間に個々の力を生かし切る決定力の餌食となっている。

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レアル・マドリーの勝ち方は“不当”や“理不尽“とも形容されるが、敗北の当事者であるベルナルド・シウバにはどのように映ったのだろうか。イギリス『TNT』とのインタビューに応じた同選手は「おかしなチーム」と語った。

「レアル・マドリーはおかしなチームだ。自分たちが試合の主導権を握っていると思っていても、何もないところから2回走り出して、そうして2ゴールを決め切ってしまう。選手たちの個々のクオリティーが凄まじいからね。カウンターを仕掛ける彼らはとても速く、力強い。制止するのは簡単じゃないんだよ」

「こちらが人数をかけて攻撃すると、彼らは走り出して速攻に出る。ただ自分たちは、数をかけて攻撃しないと本来の効果的な攻めができないという感覚がある。適切な攻撃方法を見つけるのは難しく、そうした小さな決断が勝負の行方を決めてしまうんだよ」

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