20240417 Mikel Arteta(C)Getty Images

7年ぶりのCLはベスト8で終了…アーセナル、指揮官アルテタが落胆「選手たちを元気づけるのに適切な言葉が見つからない」

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、バイエルン・ミュンヘンに敗れてチャンピオンズリーグ(CL)敗退が決まった後にコメントした。

17日に行われたCL準々決勝セカンドレグでアーセナルは敵地でバイエルンと対戦。ホームでの初戦を落としたアーセナルは、スコアレスで終えた後半にバイエルンにゴールを許す。その後は攻撃の枚数を増やして同点ゴールを目指したものの、最後まで得点できず、0-1で敗れた。

この結果、2試合合計2-3でアーセナルのCL敗退が決定。15年ぶりの準決勝進出に手の届かなかったアルテタ監督は、試合後にイギリス『TNT Sports』で「今、ドレッシングルーム内は落ち込み、とても失望している。彼らを元気づけるのに適切な言葉が見つからない」と話し、試合を振り返った。

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「我々はたくさんの経験のあるチーム相手にトライした。この対戦を通して、差はとてもわずかなものだった。我々が優れていた時間帯もあったが、我々は初戦で彼らに2ゴールを許し、そしてこれが彼らにとっての大きなアドバンテージになってしまった」

また、アルテタ監督はバイエルンとの差についても語っている。

「今日、ミスが許されない状況だったのが君たちにもわかったはずだ。我々にはボックス内の守備で大きなミスがあり、そしてゴールを許した。その後、我々は多くの異なる方法を試したが、難しかった。通常、ミスや魔法の瞬間がこのような対戦ではカギになるものだ。初戦で我々は勝利できなかったが、勝利できた可能性があった。我々は彼らよりも優れていたと思った。そして今日、支配する時間帯もあったが、ボックス周囲でのスパークが勝利を手にするために必要なものだった」

アルテタ監督は、7年ぶりに出場したCLを終え「我々は復帰1年目での準決勝進出や決勝進出を強く求め過ぎていた。多くのクラブはこのステージにたどり着くのに6年や7年を要するものだ。我々はとても近づいた。これが現実だ。今夜の痛みを消化しないといけないし、明日の朝目を覚まし、これまでと同じ姿勢とともに続けないといけない」とコメントした。

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