横浜F・マリノスを勝利に導いた渡辺皓太が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦ファーストレグ後のフラッシュインタビューに応じた。
クラブ史上初の決勝進出を果たした横浜FMは、11日の第1戦で横浜国際総合競技場にアル・アイン(UAE)を迎えて2-1で勝利。前半早々の12分に失点を喫する苦しい展開となったが、72分に植中朝日が同点弾を決め切ると、84分には宮市亮のシュートの軌道を変える形で渡辺皓が決勝点を記録した。
61分の途中出場から攻勢を支えて決勝点をマークした渡辺皓は試合後、「勝ちたいという気持ちで試合に入りましたし、当てただけですけど、結果が出て良かったと思います」と喜びのコメント。続けて、スタジアムに5万3000人以上が駆けつけて作り上げた雰囲気に背中を押されていたことを明かした。
「完全に僕たちだけの力じゃないですし、サポーターの皆さんの雰囲気だったり、マリノスファミリー全員の力が最後のあのゴールに、結果という形でついてきたのかなと思います。スタジアム入りの時にマリノスサポーターだらけで鳥肌が立ちました。必ず結果を出すしかない、気持ちを見せなきゃいけないという気持ちになりましたし、本当にファン・サポーターのおかげだと思います」
横浜FMは今後、25日の第2戦では敵地でアル・アインと対戦。スタジアムの雰囲気もまったく異なったものとなることが予想されるが、第1戦で得たアドバンテージを生かして初のアジアタイトルを手にすることはできるのだろうか。