サウジアラビアの"ド派手演出"がサッカー界を賑わせている。
クリスティアーノ・ロナウドの所属するアルナスルは8日に親善試合のリヤド・シーズンカップ決勝でアル・ヒラルと対戦。
同大会にはリオネル・メッシの所属するインテル・マイアミも参加。室内競技場史上最大としてギネス記録ともなったアル・ヒラルの新ホームスタジアム「キングダム・アレーナ」が会場となり、放送のために300人のエキスパートが集まり、1試合辺りの制作費はカタール・ドカップ8試合分と親善試合とは思えない大規模な演出が様々に施されていた。
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決勝ではキックオフ前にスタジアム全体がライトアップされるなどのショーアップが。そして選手が入場すると、整列後にスタジアムが消灯。すると、アメリカのプロレス団体「WWE」のレジェンドレスラーとして知られる"ジ・アンダーテイカー"が登場。知る人にとってはお馴染みの入場曲でピッチ向かって歩き出し、同大会のトロフィーをお披露目する。
サウジアラビアではWWEの大会が2018年から行われており、政府主導で一回に約5000万~5500万ドル(約74億~80億円)相当の大金が動くほど、国内ではプロレスが人気。
スーパースターの登場に会場が熱狂する中、C・ロナウドは唖然とした表情を見せてチームメイトにニヤリ。試合は2-0でアル・ヒラルが勝利している。