Lewandowski(C)Getty Images

レヴァンドフスキ「バロンドール、2020年と2021年のどちらかは僕の番だった」

バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキが、2020年と2021年のバロンドールどちらかが、自身が受賞に値していたと感じているようだ。ドイツ『ビルト』が伝えている。

ドルトムントからバイエルンに加入したレヴァンドフスキは、在籍8シーズンで公式戦375試合344ゴールを記録。世界最高のストライカーの1人として評され、8度のブンデスリーガ制覇、1度のチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げるなど、輝かしいキャリアを歩んできた。

特に2019-20シーズンからの2年間は傑出しており、同シーズンは公式戦47試合55ゴール。翌2020-2021シーズンは40試合48ゴールを記録した。レヴァンドフスキのバロンドール受賞にも期待がかかった中、2020年の同賞は新型コロナウイルス感染拡大による影響で、史上初の中止に。翌年は実施されたものの、当時パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーしていたFWリオネル・メッシが受賞している。

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ただ、この受賞には物議を醸している。また、それと同時に、現在フランスでは、PSGの関係者とバロンドールを主催する『フランス・フットボール』の前編集長パスカル・フェレー氏とバロンドールの組織委員会の間で根回しなどがあったとし、フランス国家警察による調査が入っている。

レヴァンドフスキは当時のバロンドールについて言及。「2020年と2021年はキャリアの中で最高の年だった」と語り、どちらかの年は自身の番だったと主張している。

「最近、友人がスタッツを送ってくれたんだけど、85試合で100ゴール決めていたというんだ」

「もちろん、いつかはバロンドールを獲りたいと思っていたよ。このトロフィーがないことに対して、怒っている訳でも、悲しんでいる訳でもないんだ。ただ、僕の感覚では、どちらかの年は僕の番だったと思っているよ」

「2021年はリオネル・メッシのものだ。2020年の回顧した賞が授与されるという噂を知ったよ。あの年は僕にとって素晴らしい年だった。最高レベルにあり、すべてを勝ち取ったんだ」

「もし4年後に僕が2020年のバロンドールを受賞することになっても、僕は決して気分を害するつもりはないよ。それはとても光栄なことだし、賞を受け取るだろうね」

なお、2021年に受賞したメッシは、「ロベルト(・レヴァンドフスキ)と受賞を競えたのは、本当に誇り高いことだ。去年、パンデミックで中止となったバロンドールはロベルトこそが勝者だったし、彼の家にトロフィーがあって然るべきだと思っている」と2020年はレヴァンドフスキが受賞に値していたと気遣ったコメントを残している。

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