2023-24シーズンのプレミアリーグ全日程が19日に終了し、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を確定させる5位の座はトッテナムが死守した。
5位チームに与えられるEL出場権では、最終節を前に5位のトッテナム(勝ち点63)と6位のチェルシー(勝ち点60)が争っていた。
最終節、トッテナムは敵地でシェフィールド・ユナイテッドと対戦した。14分にデヤン・クルセフスキがボックス左からファーにシュートを流し込んで先制したトッテナムは、後半にもペドロ・ポロの強烈弾とクルセフスキの2ゴール目で加点。3-0の勝利による5位フィニッシュで来季のEL出場を確定させた。一方、ボーンマスと対戦したチェルシーは、飛び出したGKをはずすモイセス・カイセドのハーフウェーライン付近からのロングシュート弾などでボーンマスに2-1で勝利したが、6位にとどまった。
また、テン・ハーグ監督体制2年目も今季通じて苦しい戦いを強いられたマンチェスター・ユナイテッドはブライトンと対戦し、後半にディオゴ・ダロートとラスムス・ホイルンドのゴールにより、2-0で勝利。しかし、最終節を勝利した7位のニューカッスルを得失点差によりかわせず、プレミアリーグにおける最低順位の8位フィニッシュとなった。
それでも、マンチェスター・Uは25日に行われるFAカップ決勝でマンチェスター・シティに勝利すれば、EL出場権を手にすることが可能となっている。仮にマン・Cが勝利すれば、EL出場権は6位のチェルシーに回ることになる。