Dries Mertens NapoliGetty Images

采配批判に反論するナポリ指揮官、メルテンスのスタメン落ちの理由は…

ナポリは、13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第1節・シャフタール・ドネツク戦を1-2で落とした。マウリツィオ・サッリ監督は、FWドリース・メルテンスをスタメンで起用しなかったことについて説明している。

ウクライナの地に乗り込んだナポリは、この試合でエースのメルテンスをベンチスタートとしたが、2点を先行される苦しい展開に。劣勢の中、60分にベルギー代表FWを投入すると、同選手は72分にPKを獲得。これをFWアルカディウシュ・ミリクが決めて1点差に詰め寄るも、時間が足りずに大事な初戦を落としている。

昨シーズン28ゴールを挙げたチーム内得点王をベンチに座らせたサッリ監督の采配には、イタリアメディアから疑問の声があがっている。しかし58歳のイタリア人指揮官は『メディアセット・プレミアム』に対し、メルテンスを並外れた選手としながらも、シーズン全試合に起用することはできないとし、批判に反論している。

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「(火曜日には)十分にローテーションをしないと批判されていた。しかし(スタメンを変更した)今も多くの批判を受けている。ドリースは類まれな選手だ。軽はずみに外したくはない。スピードは彼の最大の長所だが、年間55試合もプレーできない。ましてや代表戦を戦ってきた後だ。だから休養を与え、遅い時間から出場させた」

「もし1-0の状況をキープできていたら、彼は同点に導いてくれただろう。明確な特徴とクオリティがある。ベンチに置くのは簡単な決断ではなかったが、時々そうせざるをえない」

またシャフタール戦の敗戦は、マンチェスター・シティやフェイエノールトと同居するCLグループFが、簡単なものではないと思い出させてくれたと話している。

「このグループのシードチームのホームで1-2の敗北を喫したことを、忘れてはならない。もし誰かが、チャンピオンズリーグがナポリにとって簡単なものだと思っているならば、地に足をつけなければならない」

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