元エヴァートン監督で、現在ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督は、ロメル・ルカクをスタンフォード・ブリッジに帰還させるためには9000万ポンド（約125億円）が必要だと『フォー・フォー・トゥー』でチェルシーに警告している。
2014年に3000万ポンドでエヴァートンに加入したルカクは、成長を続け、プレミアリーグを代表するスコアラーになっている。今シーズンはすでにリーグ戦だけで21ゴールを挙げる活躍を見せ、チェルシーが再獲得を狙うなど、さまざまな憶測が飛んでいる。
マルティネス監督も「ルカクがエヴァートンに残るとは言い難い」と今夏23歳のストライカーがグディソン・パークを後にする可能性を認めた。一方で、「ロムにはエヴァートンに加入した時よりも2倍から3倍の価値がある」と獲得を目指すクラブは巨額の資金が必要になると明言している。
以下に続く
また、エヴァートンはルカク獲得のために今まで築き上げてきたファイナンスに関するポリシーを覆し、大きな賭けに出たとマルティネス監督は当時を振り返った。
「彼の獲得には多額の資金が必要になると思っていた。しかし、我々は彼が素晴らしい選手になると信じていた。アシュリー・ウィリアムズもスウォンジーでキャプテンを務め、ジェームス・マッカーシーとガレス・バリーはエヴァートンを指揮していた当時の私にとって、とても重要な選手だった。しかしロメルは別格だった。彼をクラブに連れて来るために今までのルールを壊す必要があった」
●サッカーのライブを観るならDAZNで！1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。
