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今夏の移籍金総額は史上初の4000億円台に...プレミアリーグ勢が1/3を占める

国際サッカー連盟(FIFA)は、史上最高額を更新した今夏の移籍市場でイングランド勢が他国のクラブと比較して2倍以上の資金を投じたと発表している。

今夏の移籍市場では、パリ・サンジェルマンが2億2200万ユーロ(約290億円)の違約金を支払ってネイマールを獲得し、ブラジル代表FWを売却したバルセロナもドルトムントからウスマン・デンベレを史上2番目に高額となる移籍金で獲得するなどビッグディールが目立った。しかし、総額ではプレミアリーグ勢が移籍市場に最も出資したようだ。

イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの主要5カ国を対象にしたFIFAの調査では、移籍成立件数は昨年と比較して6.5%しか伸びていないものの、移籍金の総額は36億7000万ドル(約4077億円)と昨年よりも31.7%上昇している。

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特にイングランド勢は移籍金全体の1/3を占め、延べ526選手の移籍に14億ドル(約1555億円)を計上。2億ポンド(約294億円)を投じたマンチェスター・シティをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも1億ポンド(約147億円)以上を支払っている。

2番目に高額な支出を行ったのはスペイン勢。リーガ・エスパニョーラのクラブは合計で6億3950万ドル(約710億円)を移籍市場に投じたものの、選手の売却で7億5230万ドル(約835億円)を獲得。スペインは調査対象の5カ国の中で唯一売却額が上回った。

また、選手の出入りが激しかったフランス勢は、3番目となる総額6億410万ドル(約671億円)を費やしている。その他、ドイツ勢は5億1900万ドル(約576億円)、イタリア勢は5億680万ドル(約563億円)を移籍金として支払っている。

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