9日、2017年バロンドールの候補者30選手が発表されたが、イタリアメディア『メディアセット』は選外となったトップ選手について特集記事を組んだ。
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が発表した候補者の中には、ここ数年に渡り同賞を独占しているレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシが順当に選出。その他、リーガ優勝とチャンピオンズリーグ連覇を達成したレアル・マドリーから最多となる7選手がノミネートされている。
■選外となったスター選手も引けを取らず
しかし当然ながら選外となったスター選手も多く、特集では「重大な不在がいくつも!」と題し、「バロンドールの候補とも引けを取らず、素晴らしい選手の名前がある」と、落選した選手を紹介している。
まず挙げられているのが、マンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバ。昨シーズンはチームの中心選手として、ヨーロッパリーグ優勝へ導いた。同じくユナイテッドからは、プレミアリーグで17得点を挙げた36歳のFWズラタン・イブラヒモビッチが挙げられているほか、マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロの不在も「印象に残る」と伝えている。
ドイツ勢からは、ブンデスリーガおよびスーパーカップを制したバイエルン・ミュンヘンのFWトーマス・ミュラー及びGKマヌエル・ノイアーを挙げ、「30名の中にいないのは驚きだ」とコメントした。
続いて、「すぐに目に留まったバイエルンの2選手よりもさらに目立ったのがブラウグラナの2人だ」として、バルセロナのDFジェラール・ピケ及びMFアンドレス・イニエスタを挙げ、レアル・マドリーのMFガレス・ベイルにも言及した。
このほか「選外となったことに気づかないはずがない」と述べ、アーセナルのFWアレクシス・サンチェス、パリ・サンジェルマンのMFアンヘル・ディ・マリア、MFマルコ・ヴェッラッティ、元ユヴェントスのDFダニエウ・アウベス、レアル・マドリーのDFマルセロを挙げた。そして最後にアウベスとともにセリエAでスクデットを獲得し、コッパ・イタリアを制したFWゴンサロ・イグアインに触れ、「不在は目立つ」と結論づけている。