バイエルンのハインケス新監督「本当に楽しみ。戻ってきたからには何かを与える」

アンチェロッティの後任として現場に帰ってきた老将。新たな冒険に興奮を隠せない様子。

バイエルン・ミュンヘンの新監督に就任したユップ・ハインケスは、新たな仕事に心を躍らせているようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じた。

ハインケスは2013年、バイエルンで3冠を獲得し、有終の美を飾り勇退。しかし今シーズン、成績不振に陥り、カルロ・アンチェロッティ監督を解任するなど窮地に追い込まれるバイエルンへ戻ってきた。バイエルンで指揮を執るのは4度目のこととなる。

72歳にしてチームに帰ってきた名将は、新たな仕事を心から楽しみにしているようだ。

以下に続く

「チームと対話して信頼と自信を与えたい。そしてチームを成功の道へ戻す。バイエルンでなかったら戻らなかった。戻ってきたからには何かを与えなければならない。この仕事が本当に楽しみだよ」

また、3冠獲得時はダブルボランチを採用した4-2-3-1のシステムを好んで使っていた。その後、ジョゼップ・グアルディオラ、カルロ・アンチェロッティは4-3-3を選ぶことが多かったが、ハインケスは「まだ決めていない。それは解釈の違いに過ぎない」と並びに固執することはないとしている。

次の試合

ここ数シーズンで最悪のスタートを切ったバイエルン。近年最強のチームを作り上げた名将は、古巣を復活させることができるのか。