ドイツサッカー連盟(DFB)は17日、来月ロシアで開催されるコンフェデレーションズ・カップ(コンフェデ杯)に臨む招集メンバー23名を発表した。ヨアヒム・レーブ監督は多くの新顔を招集している。
コンフェデ杯に向けてメンバー入りを果たしたのは、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)を経験した3人のほか、A代表初招集となった6人、そしてU-21ドイツ代表チームにも出場できる年齢の若手9人だ。ドイツメディアで予想されていた以上に、平均年齢の低いチームが選出されている。
レーブ監督は会見で「何人かには休養を与えたかったので、今回は未来に向けたスクワッドにすることを決めた」とコメント。「ブンデスリーガで良いプレーを見せた選手たちをワールドクラスへの道のりで前進させることを目指している」とこれまで声をかけていなかった選手たちの招集を説明した。
またボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスは今回のメンバー入りを断ったとのこと。レーブ監督は「彼とはたくさん話した。彼のメンバー入りを望んでいたが、リスクも考えなければいけなかった」と明かし、「彼は2018年W杯に出場したくて仕方がなく、すべてをそれ中心に考えているからね」と前回W杯や2016ユーロをそれぞれケガのため、欠場を余儀なくされてきた同選手について語った。
なおドイツはコンフェデ杯ではオーストラリア(6月17日に対戦)、チリ(同22日)、カメルーン(同25日)と同組のグループBに属している。今回招集されたメンバー23名は以下のとおり。
GK
レノ(レヴァークーゼン)
テア・シュテーゲン(バルセロナ)
トラップ(パリ・サンジェルマン)
DF
ギンター(ドルトムント)
ヘクトル(ケルン)
ヘンリヒス(レヴァークーゼン)
キミヒ(バイエルン・ミュンヘン)
ムスタフィ(アーセナル)
プラッテンハルト(ヘルタ・ベルリン)
リュディガー(ローマ)
ジューレ(ホッフェンハイム)
MF/FW
ブラント(レヴァークーゼン)
カン(リヴァプール)
デミルバイ(ホッフェンハイム)
デンメ(RBライプツィヒ)
ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)
ゴレツカ(シャルケ)
ルディ(ホッフェンハイム)
サネ(マンチェスター・シティ)
シュティンデル(ボルシア・メンヒェングラッドバッハ)
ワグナー(ホッフェンハイム)
ヴェルナー(RBライプツィヒ)
ユネス(アヤックス)
(※DFBはMF及びFWをひとつのカテゴリーとして発表)