2017-09-22-tevez.jpgGetty Images

テベスの“中国批判''は作られたウソ?上海申花が発言の真意を説明

中国スーパーリーグの上海申花に所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの“中国批判''が物議を醸している。これを受けてクラブは、フランスメディアがテベスの発言を歪曲して報じたと主張した。

フランス『SFRスポーツ』は、テベスが「中国人選手は、南米や欧州の選手のような技術を持っていない。選手というのは子供のときからフットボールの技術を学んでいる。中国人はそうではないようだ。50年経っても、競争というところまでいかないだろうね」と語り、中国サッカーを痛烈に非難していると報じていた。

しかし、クラブは「フランスのメディアが使用している言葉は、誤解を招き、冷笑的でありテベスの言葉の意味を著しく歪めた」と『SFRスポーツ』が誤解を招いた言葉を使用したと主張。テベスを擁護する立場を取り、このように続けた。

以下に続く

「テベスは中国サッカーと中国の選手たちを非難する意思がないことを明らかにしている。彼は中国サッカーの現状を現実的に描写しようとしていただけだった。彼は中国サッカーのより良い未来を望んでいる」

クラブがリリースを出す事態となった今回の騒動。テベス本人は、インタビュー映像とその字幕をまだ見ておらず、見出しとコメントが誇張されて報じられていると話しているようだ。破格の高待遇で中国入りした元アルゼンチン代表ストライカーの今後の発言は、より一層注目されることになりそうだ。

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