2017-09-20-TAGHeuerBanner

セレッソ大阪のスタジアムDJ西川大介氏が語るTAG Heuer YOUNG GUNS AWARDの魅力と注目のヤングガン

6月27日に開催され、イベントの司会進行役(MC)として参加した『TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD』のキックオフイベント。まるで昨日のことのように覚えています。

ゲストの中山雅史選手、中澤佑二選手、香川真司選手という各年代のレジェンドプレイヤー3名がそれぞれの23歳以下の時のことを思い出しながら話す、その一言一句に引き込まれました。

中山選手は「試合に出たいから“やれ”と言われたポジションは全て経験した、サイドバックなどもやった。そこでクロスが上手くなったから、無駄なことは1つもない」と話していて、中澤選手は「あの相当な苦労があったから今がある」とデビュー前後の貴重な苦労話を語っていたのが印象的です。

香川選手に関しては、セレッソ大阪に加入した時から知っているので11年来の付き合いなのですが、セレッソに加入直後に練習を見に行って、彼のうまさやサッカーを取り組む姿勢に驚かされました。うまくいってない時でも、ヒーローインタビューの練習をしていて、「この選手は将来すごい選手になる」と確信しましたね。芯が強く、なりたい自分を常に描いていて、そこに向かって自分を信じてひたむきに努力する選手です。彼の考え方は本当に尊敬していますし、それこそ若手にしっかり伝えたいですね。

僕は2001年からセレッソ大阪のスタジアムDJを担当しているので、香川選手だけじゃなく沢山の選手を早い時期から見てきました。23歳以下は素直な選手が多く、能力・技術も非常に高い。勢いがあって、何も恐れないのは本当に素晴らしいことなのですが、ただプロの世界はそれだけではポジションを勝ち取ってはいけない。様々な能力、そして目標と運も必要です。

去年のJリーグベストイレブンに23歳以下はたったひとり。良い選手は1人しかいないのか?いえ、素晴らしい若手は驚くほどいます。その選手たちに栄光を掴み取って欲しいのです。チャンス、きっかけ、評価、目標…『TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD』は、そんな若き才能たちが目指すものになって欲しい。

ヤングガン達にとってはノミネートされるだけでも評価されている手応えとなり、どんどん成長に繋がるでしょう。併せてこのアワードが未来の日本サッカーの扉を開く、次世代の活躍の架け橋になるかもしれません。プロとしてがむしゃらに努力して、成長している時期の23歳以下の選手に注目することで、それを観るサッカー少年達にも刺激になるはずです。だからこそ、このヤングガンにスポットを当てるというのは、未来のJリーガーである次世代の成長にもつながると思います。

サッカーにはいつでも奇跡のような瞬間が存在していて、それを味わった者は言葉では言い表せない感動と興奮の時間を生み出します。人々にその瞬間を多く与えた若手選手が、12月に『TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD』を受賞し、今後サッカー界に革新を起こす選手になると思います。僕自身、ヤングガンたちの1試合1試合、1つ1つのプレー全てを楽しみ、そして革新を生む選手が12月の表彰式でヤングガンのトロフィーを掲げる姿を見届けたいです。

『日本サッカーの時計の針を進める』、僕はこの言葉が大好きです。

今後も『TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD』、この祭典から目が離せないですね。

10-24-TAG_DjNishikawa_Kai

注目のヤングガン

・鎌田大地選手
実は一番注目していた鎌田大地選手。ドイツに行ってしまいました!

・中村航輔選手
昔から注目しているのは中村航輔選手(柏レイソル)ですね。初めて見たのはアビスパ福岡にいたとき、ウォーミングアップの姿を見て「こんなGKが日本にいるのか、この選手は日本代表の守護神になるな」と確信しました。鳥栖にいた鎌田選手と同じく、最近衝撃を受けた選手です。この選手から点は取れるのか?と外から見ても感じた衝撃は今でも忘れませんね。

【Profile】
西川大介
スポーツの試合を盛り上げる要素として、スタジアムのボルテージを“声”で最高潮まで持っていくのがスタジアムDJ。 セレッソ大阪のホームゲームでその役割を2001年から担当し、今年で17年目を迎えている。
ゴール時に音楽を流したり、選手の名前をDJと観客が共に呼び上げる“コール&レスポンス” を取り入れたり、とスタジアムにおける一体感をクラブとサポーターと共に作り上げている。

【TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD】 

Jリーグの次世代を担う若い選手層の育成・Jリーグの発展を目的に、各メディア・著名人など、本企画に賛同するアワード サポーターが、J1、J2、J3のクラブに登録されているU-23選手の中から候補者30名を選出。その後、一般投票を含む最終選考にて11名を選抜、2017年12月に表彰する。

詳しくは こちら から

2017-09-20-TAGHeuerBanner
広告