Zinedine Zidane Real Madrid APOEL Champions League 13092017Getty

ジダン、2得点のC・ロナウドを称賛…S・ラモスのオーバヘッドは「私にはできなかった」

12日のチャンピオンズリーグ・グループH第1節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアポエル戦に3-0で勝利した。試合後会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は勝利への満足感を示しつつ、前半のパフォーマンスが良質なものではなかったと反省も述べている。

12分にFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールによって先制したレアル・マドリーだが、その後ボールを保持しながらもアポエルの守備を崩し切るには至らず、追加点を決められずにハーフタイムを迎えた。ジダン監督は、その理由を次のように説明した。

「前半に起こったことは正確には分からない。しかしあまり良い入りができなかった。私たちが違いを生み出せるはずの、ボールを使ったプレーリズムが悪かったとは言える。守備でも苦しんだがそれはときに起こるもので、しかしボールを使ったプレーはまったく良くなかった。ただ後半はうまくボールを動かせたし、良い結果を手にした。満足しているよ」

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バレンシア戦(2−2)、レバンテ戦(1−1)、そしてこのアポエル戦の前半のパフォーマンスが芳しくなかった理由がフィジカルの問題であったとの指摘には、次のように返した。

「考えが及ばなかったところで、フィジカルのレベルが落ちた可能性はある。しかし私たちは昨季に二冠まで届いた自分たちの仕事を継続していく」

「それと言わせてもらうが、バレンシア戦はとても良いパフォーマンスを見せていたよ。確かにレバンテ戦は悪かったし、アポエル戦の前半も良くはなかった。次戦のレアル・ソシエダとの試合では、異なる試合の入り方が必要となる」

この試合で2得点を決めたC・ロナウドついては、改めて「世界最高の選手」と呼称した。

「彼は世界最高の選手であり、いつもゴールを決めてくれる。今日はうまくいっていれば4ゴールを決めていた。クリスティアーノが有している力を、私たちは知っている。彼は私たちの鍵を握る選手だ。日曜の試合では起用できないが、しかしシーズン最後の試合でそうならないように願っている」

DFセルヒオ・ラモスが決めた、オーバーヘッドキックの感想も述べている。

「私はああいうことができなかった。できる選手は限られている。セルヒオは基本的に頭でゴールを決めるが、しかし少し奇妙なチレーナ(オーバーヘッドキック)だったね」

一方で、試合途中にピッチから下げたMFギャレス・ベイルに対してブーイングがあったとの意見に対しては「私は指笛など聞かず、喝采が耳に入っていた」と返答。ベイルが本調子となるためには、まだ時間が必要との考えを語った。

「ベイルは負傷で4カ月離脱していたのだから、本調子となるには同じくらいの時間が必要だ。これから絶対に良くなる。負傷してから走り方を変えた? 私には分からない。それはメディカルスタッフに聞いてみないと。私から言えるのは、少しずつ良くなっていくということだ」

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