Karim-Benzema(C)GettyImages

自身のパフォーマンスに対する批判にベンゼマが反論「僕一人では勝てない」

サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・イテハドに在籍するカリム・ベンゼマは、加入してからの自身のパフォーマンスに対する批判に反撃した。『ESPN』が伝えた。

2022年にバロンドールを受賞したベンゼマは昨夏、数多くのタイトル獲得に貢献したレアル・マドリーでの14年間にわたるキャリアに終止符を打ち、SPLのアル・イテハドへと移籍を果たした。

しかし、大きな期待を背に迎えたSPLでの最初のシーズンはリーグ戦20試合でわずか9ゴール。昨シーズンのチャンピオンであるアル・イテハドは、首位アル・ヒラルから勝ち点30差の4位に甘んじている。

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金曜日のアル・タアーウン戦に引き分けた後、『Action with Walid』から「なぜファンはレアル・マドリードと同じベンゼマを見ることができないのか」と尋ねられたベンゼマは、周囲からの批判に対して反撃した。

「同じ試合ではないし、同じ選手でもないからだ。ピッチでは助けが必要だ。僕一人では勝てない。他の選手が必要であり、いろいろなことが必要なんだ。でも、サウジでの最初のシーズンは違う。シーズンをいい形で終え、勝つことを願っている。それだけだ」

『ESPN』によると、ベンゼマはジッダで過ごした最初の半年間が不本意なものだったため、1月の移籍市場で選択肢を探ったと報道。アル・イテハドが移籍させる可能性は低いと分かっていたものの、ヨーロッパに戻る可能性を考えていたようだ。その中でチェルシーと地元リヨンの2クラブが移籍について問い合わせていたと伝えている。

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