yokohama nagoya2(C)Masahiro Ura

ACL帰りの横浜FM、86分の逆転弾でリーグ戦連勝達成!名古屋は6試合勝利なしに

明治安田生命J1リーグは7日に第12節が行われ、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。

集中開催となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグで、首位通過を決めた横浜FM。約1カ月ぶりのJリーグでの一戦では、直近5試合勝利のなし(3分け2敗)と苦しむ名古屋と対戦した。

開始2分で両者ともにボックス内で仕掛けるシーンを作るなど、激しい立ち上がりとなったこの一戦。徐々に横浜FMがボールを握り、名古屋が積極的なハイプレスを仕掛ける展開に。すると24分、マテウスの突破から名古屋がCKを獲得。そのマテウスのキックに中谷進之介が頭で合わせ、アウェイチームが先制に成功する。

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ビハインドを背負った横浜FMは、30分に岩田智輝が負傷交代となるなど苦しい展開が続いた。それでも35分、喜田拓也が前線へ縦パスを送ると、相手DFがブロック。これがボックス内へと流れると、エウベルが飛び込みながら頭で押し込んだ。追いつくことに成功した横浜FMは、前半終了間際の大ピンチをエドゥアルドが必死のクリアで救う。しかし、今度は先制弾のエウベルが足を痛めてピッチに戻れないまま前半を終えた。

横浜FMは、後半頭から負傷したエウベルに代えて仲川輝人を投入する。しかし後半最初にチャンスを作ったのは名古屋。開始直後、マテウスのシュート性のクロスがそのままゴールへと向かったが、GK高丘陽平が触ってポストに直撃。それでも51分、再びマテウスのFKからニアに飛び込んだ藤井陽也がフリックし、ゴールに流し込んだ。だがVARオン・フィールド・レビューの結果、直前にファウルがあったとしてゴールは無効となっている。

勝ち越し弾とはならなかった名古屋だが、直後に柿谷曜一朗と投入。さらに62分にはマテウスの強烈なFKがバーを叩くなど、チャンスを作っていく。劣勢の横浜FMは65分、抜け出した仲川輝人がネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。73分には水沼宏太と西村拓真を投入し、逆転弾を目指す。

すると86分、横浜FMが逆転に成功。ワンツーでボックス内へ侵入した西村拓真がシュート。これはGKランゲラックに弾かれたが、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが押し込んでいる。終盤の逆転弾で、ACL帰りの横浜FMが2-1で勝利。リーグ戦では、前節の鹿島アントラーズ戦(3-0)に続く連勝となり、勝ち点を21まで伸ばしている。一方リーグ戦6試合勝利なしの名古屋は、同11のままとなった。

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