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TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD

J初ゴールを決めた横浜F・マリノスMF、京都サンガF.C.の“京都橘トリオ”らをピックアップ/今週のヤングガン Vol.11

11:30 JST 2017/10/04
2017-10-03-TAG
今、注目の若手Jリーガーを紹介する『今週のヤングガン』。Goal編集部がピックアップした5名は?

日本サッカーの未来を担うU-23世代を輝かせるべくスタートした『タグ・ホイヤー ヤングガン アワード』。Goalでは彼らの奮闘に注目し、U-23世代の活躍をピックアップしてお届け。明治安田生命J1リーグ第28節、明治安田生命J2リーグ第35節、明治安田生命J3リーグ第25節からは、5名のヤングガンを紹介する。

遠藤渓太(横浜F・マリノス)

ガンバ大阪とのアウェイゲーム、負傷の松原健に代わって開始20分で急きょ右サイドバックのポジションに送り込まれた遠藤渓太は、対面する泉澤仁の進出を阻みながら持ち前の運動量を武器に鋭い攻め上がりを見せる。そして1-1で迎えた89分、ウーゴ・ヴィエイラのシュートが相手DFにブロックされ、こぼれ球を拾ったマルティノスのシュートがGK東口順昭にセーブされたところに素早く詰めた遠藤が決勝ゴールを押し込んだ。うれしいリーグ戦初ゴールが値千金の一発となり、チームは4位浮上。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位まで勝ち点2差と迫った。

今年5月に韓国で行われたU-20ワールドカップではイタリアとの第3戦で日本を決勝トーナメントに導くアシストを記録するなど活躍しているが、実は横浜F・マリノスユースから早期にトップ昇格を約束されるエリート路線を歩んできた選手ではなかった。高校3年春にトップ昇格が難しいと自己判断しながらもプロの道をあきらめず、夏のクラブユース選手権で評価を高めて昇格を勝ち取ったのだ。左右のサイドハーフとサイドバックをこなす遠藤は攻守にわたる献身的なハードワークと縦に仕掛ける積極性を持ち味に2020年の東京オリンピック出場を目指している。ユースの大先輩である齋藤学が長期離脱を強いられることになり、松原も負傷するなど、上位を狙うチームは続けざまのアクシデントに見舞われている。ここでクラブ生え抜きの19歳が獅子奮迅の働きを見せて“救世主”となれば、3年後に行われる自国開催の晴れ舞台に続く道が開けてくるはずだ。

仙頭啓矢小屋松知哉岩崎悠人京都サンガF.C.

ホームでジェフユナイテッド千葉を迎え撃ったゲーム。京都サンガF.C.はスタメンのMF仙頭敬矢、FW岩崎悠人に加え、56分からMF小屋松知哉を投入してピッチに“京都橘トリオ”が並び立つ。彼らはそこから果敢なドリブルや飛び出しで攻撃を活性化させ、90分にFKの流れから均衡を破るゴールを呼び込むと、後半アディショナルタイム3分には仙頭が自陣のボールカットからドリブルで敵陣を一気に突き抜け、最後はGKとの一対一を冷静に制して今シーズン4点目となるゴールを決めた。

地元・京都橘高出身の3選手。1学年上の仙頭と組んだ強力2トップで全国に名を轟かせた俊足アタッカーの小屋松は、右サイドハーフで先輩とポジションを争う状況にあるが、この日は途中から2トップに入って終盤の攻撃をけん引。その小屋松より3歳下の岩崎は在学時期こそ重ならないものの、偉大な先輩達の背中を追いかけて今シーズンから京都入り。1年目から左サイドのレギュラーポジションをつかんだ。ここまで2得点ながら、左サイドハーフとして多くのチャンスを作り、タイミングよく飛び出してフィニッシュに絡むプレーで相手DFの脅威となっている。

現在はそれぞれサイドアタッカーのポジションを競うライバルであるが、高い機動力と積極的な仕掛けや飛び出しを持ち味とする彼らが同時にピッチに立てば、迫力ある攻撃を実現できるのも事実。互いを高め合いながらチームの勝利を目指す“京都橘トリオ”に注目だ。

ユ・インス (FC東京U-23)

貫禄の2ゴールだった。粘り強く戦うグルージャ盛岡に3-1で勝利した試合の殊勲者が、U-23韓国代表選出経験のあるユ インスだ。48分に右CKに頭で合わせて先制ゴールを決めると、橋本拳人の追加点でリードを広げて迎えた57分には右足でドライブ気味のロングシュートをゴールネットに突き刺した。明治安田生命J3リーグではこれで計6ゴール。ただし、J1では2試合出場にとどまり、わずか25分間しか出場機会を得ていない。ただし、大型補強を敢行したトップチームは思うような成績が出せない状況が続き、監督交替も経験した。韓国の光云大から加入して3年目の今シーズンは不遇の時期が続いているが、この活躍が目に止まってトップチームのFW争いに割って入れば、終盤戦でFC東京が上昇気流に乗るカンフル剤となるかもしれない。

【今週のヤングガン プロフィール】 

遠藤渓太(横浜F・マリノス)
仙頭啓矢(京都サンガF.C.)
小屋松知哉(京都サンガF.C.)
岩崎悠人(京都サンガF.C.)
ユ・インス(FC東京U-23)

【TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD】

Jリーグの次世代を担う若い選手層の育成・Jリーグの発展を目的に、各メディア・著名人など、本企画に賛同するアワード サポーターが、J1、J2、J3のクラブに登録されているU-23選手の中から候補者30名を選出。その後、一般投票を含む最終選考にて11名を選抜、2017年12月に表彰する。

詳しくは こちら から