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セルティックで国内3冠を達成した旗手怜央が喜びを語る「難しいシーズンを乗り越えてみんなで取った3冠」

セルティックの旗手怜央が、インヴァネスとのスコティッシュカップ決勝と国内3冠について語った。

3日に行われたスコティッシュ・カップ決勝では、国内リーグを制したセルティックと2部リーグのインヴァネスが対戦した。試合は膠着した展開の中、38分にMF古橋亨梧がチームに先制点をもたらすと、65分にはリエル・アバダが追加点を奪取。終盤にインヴァネスに1点を返されたが、後半アディショナルタイムにジョタがチーム3点目をマークし、セルティックが3-1で勝利した。

これでセルティックはクラブ史上8度目のシーズン国内3冠を達成。シーズン国内3冠の回数では世界記録となっている。

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試合後、2部リーグのインヴァネスとの対戦となった決勝戦を日本の天皇杯に例えた旗手は、「本当に相手も決勝にかけていた。こういう(カテゴリーの違う相手との)試合が一番、難しい」と時折6バックにもなるような相手との対戦の難しさを主張した。

「今季、なかなか引かれた相手に得点が取れないところがあって、今日も引かれるなと思っていましたけど、思った以上に相手は中盤の横ずれができていた。やはりああいう相手に対してもっとゴールを決められるようにしないといけないと思います」

とはいえ、旗手は「カップ戦は内容が良くても負けたら何も残らない。内容が自分たちらしくなくても、勝てば結果が残る。勝ったのが一番だなと思います」と強調。苦しい戦いの中でも勝ち切ったことの大事さを口にした。

また、国内3冠を獲得したことについては、最後にこのように思いを明かしている。

「振り返ったらなかなか難しいシーズンでした。圧勝だろうとよく思われますけど、難しいシーズンを乗り越えてみんなで取った3冠。やはり3冠を取ることは簡単ではないから嬉しいです」

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