ブラジル代表FWネイマールは、南米サッカー連盟(CONMEBOL)を非難した。
2日に行われたコパ・アメリカ準々決勝で、チリを1-0で下していたブラジル。しかしこの一戦で、ガブリエウ・ジェズスは競り合いの中でエウゲニオ・メナの顔面にハイキックを見舞う形となり、一発退場に。試合後に本人は謝罪し、意図的なものではなかったと弁明していた。
しかし、CONMEBOLは同選手が出場停止となった6日のペルー戦の後に、さらに1試合の出場停止処分を科し、さらにこの決定に対して異議申し立てができないことを発表。これにより、ブラジルは準決勝同様にジェズスを欠いて10日のコパ・アメリカ決勝アルゼンチン戦を迎えることになる。
これを受け、ネイマールは自身の『Instagram』で「このような決定を下した人間が管理していることがとても残念だ。あのプレーをとても見事に分析した結果だ。彼らを称えなければいけないね」と皮肉を込めた。
また、当のジェズスも『Instagram』で「2試合出場停止で異議申し立てできないって?よくやった、CONMEBOL。彼らは起きたことを理解していなかったと思うよ」と自身の思いをあらわにした。