クロアチアからドイツへ。異色のキャリアを歩むライプツィヒMFダニ・オルモが描くその先/インタビュー

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ブンデスリーガが5月16日から再開となり、選手たちは再びエンジンをフルスロットルにかけようとしている。ダニ・オルモもその一人だ。

1998年生まれのオルモは、2020年1月にライプツィヒへと加入。適応し始めた矢先に、リーグは中断となった。再開が決まり、16日のフライブルク戦で出場機会はなかったものの、オルモにとっては重要な終盤戦となる。

もちろん、チャンピオンズリーグではベスト8に進出し、ブンデスリーガでも上位争いをするライプツィヒにとっても大きな意味を持つ時期だ。凄まじいスピードで成長を遂げてきたオルモはその中でどのような役割を果たすことができるのか。インタビューでオルモのキャリアを振り返りつつ、先を見据えていく。

■珍しいキャリア

――あなたはディナモ・ザグレブに移籍してから一気に目覚ましい成長を遂げていますね。一般的には珍しいキャリアですが、決断の経緯を教えてください。

自分の将来を考えてのことだよ。ディナモ・ザグレブは16歳の選手にプロのトップチームで練習する機会を与えてくれたんだ。そのおかげでとても成長することができたよ。クラブが推進するプロジェクトも他にはないものだったし、クラブの若い選手との仕事の仕方も移籍を決めた理由のひとつだね。

――とはいえ、クロアチアは5大リーグと比べると、トップリーグではありません。入団が正しい決断だったかどうかが頭を過ぎることはなかったですか?

クロアチアに行ったことを後悔したことは一度もないよ。移籍したときは明確にフットボール選手になりたいと思っていたし、その思いは果たせつつあると思う。まだまだ多くのことをやらねばならないけどね。夢を叶えることができたし、幸運にもすべてがうまくいったよ。

――では、プロとしてのキャリアで最も辛かったことは何でしょうか?

フットボール選手としての人生はまだ短いけど、辛い瞬間はいくつかあったね。クロアチアでの経験がすべてよかったわけではないよ。たとえば1年目はトップチームの練習にたくさん参加できたのに、2年目はその機会が減ってしまった。少し辛かったけど、努力すればまた参加できるようになるとも確信していた。

――思えば、半生を過ごしたバルセロナのラ・マシアからの移籍でした。最も多くの学びを得たのは誰からでしょうか?

たくさんいるよ。とても素晴らしい監督に恵まれたね。初めてチーム内得点王になったアレビンAではセルジ・ミラと一緒だった。ブルネテのトロフィーも取ったね。カデッテAの最後のシーズンはU-16にデビューした年だったし、個人的にはとてもいいシーズンだったよ。カテゴリーの得点王にもなったし、カタルーニャ代表でもプレーした。最後のシーズンは素晴らしい1年だったよ。当時過ごした6年間はとてもいい思い出だね。

■なぜライプツィヒだったか?

――ディナモ・ザグレブで34得点26アシストの記録を残したことで、バルセロナは今年の1月にあなたを呼び戻そうとしましたね。復帰の選択をしなかったのはなぜでしょうか?

僕にする質問ではないと思うよ。そうならなかったし、実際にそんな選択肢があったことすら僕は知らない。メディアにはたくさんのことが書かれていたね。僕はザグレブで幸せだったし、前に進むタイミングが来ることはわかっていた。ライプツィヒは僕に最も関心を寄せてくれたクラブのひとつで、それを示してくれたのさ。だから僕らはここに来ることを決めたんだよ。

――アトレティコ・マドリーのようなビッグクラブからの関心もありました。いつの日かラ・リーガでプレーしたいと思いますか?

そうだね。前にも話したことがあるけど、その気持ちは今も変わらないよ。自分の国のリーグでプレーするのは素晴らしいことだろうし、ラ・リーガは世界でも屈指のリーグさ。とても競争が激しくてたくさんの人を魅了する。ノーという理由がないよ。ラ・リーガでプレーしたいね。答えはイエスだよ。

――あなたはドイツだけでなく、ヨーロッパ全土でセンセーショナルな存在となっているライプツィヒを移籍先に選択しました。なぜライプツィヒだったのでしょうか?

クラブが推進するプロジェクトと才能の伸ばし方だね。チームを見渡せばとても若い選手が所属しているし、突出した選手もたくさんいる。でも常に精一杯戦うし、今年はドイツでもチャンピオンズリーグでもいい戦いができていたね。僕らは若いチームですべてを欲している。このまま継続していけば、大会でもっといい成績が残せるようになると思うよ。

――話した通り、チャンピオンズリーグの舞台でトッテナムを下しました。このチームの限界はないようにも思えます。

僕らは楽しみながらすべてを捧げている。野心的だし、いい戦いをしてタイトルを取りたいね。

――チームを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督との仕事はいかがですか?

多くの学びがあるね。それぞれの選手に何を望んでいるのか、プレーの土台やどんなプレーをしたいのかが明確だし、それを伝えてくれる。準備した戦術を実際の試合で実践しているね。試合中に起こらないような非現実的なシチュエーションではなく、現実的な準備こそ僕らが心がけていることなんだ。こういうときは1対1を挑むのか2対1に持ち込むのか、狭いスペースのポゼッションはどうするのかなど、加入してから多くのことを学んだよ。

■ブンデス再開に関する見解は…

――ブンデスリーガはついに再開されました。それまではどんな生活を送っていましたか?

最初は辛くて奇妙な生活だったけど、ドイツの状況は他の国とは少し異なっていたね。スペインのような非常事態宣言にはならなかったし、少しだけうまくやれたようだね。散歩もできたよ。僕は父と一緒にいたけど、あまり外出しないように心がけていた。家ではクラブや保健省の動向に常に注意を払っていたよ。家でもトレーニングをしながら、早く元通りの生活に戻れるように願っていたね。

――リーグの再開スケジュールには驚きましたか?

リーグが再開するならば、それはプレーが可能になったからだよ。気をつけなくてはいけないことは言われているし、僕らはそれを実践している。今回の決定がふさわしくないとか早急だったとかは思わないよ。合意の下で下された決定だと思うし、再開できるのではあれば僕には何の問題もないさ。

――ここまでは1得点を記録しています。今シーズンの目標は何でしょうか?

今年はオリンピックとEURO2020がある年だったから、重要なシーズンになる予定だったね。でも延期となってしまった。僕の目標は今でも両方の大会に出場することだけど、成長する余地もそれに費やす時間も今はたくさんある。まずはしっかり腰を落ち着けることを考えているよ。チームに頭を集中させて、僕が大きな助けになることを証明したいね。

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