2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は、レアル・マドリーの史上最多14度目となる欧州制覇で幕を閉じた。
そんなレアル・マドリーの奇跡的な逆転劇の連続によるビッグイアー獲得の裏には、様々なドラマもあった。決勝で対戦したリヴァプール、準決勝で対戦したマンチェスター・シティは欧州最高峰のチームであることを証明したものの、いずれも僅差に泣いた。また人口5万人の街クラブであるビジャレアルのベスト4進出、そしてリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エンバペと世界最高クラスの3トップを揃えて「優勝候補筆頭」と言われたパリ・サンジェルマン(PSG)のラウンド16敗退も注目すべきトピックの1つだ。
今回はイタリア在住ジャーナリストで、欧州フットボールに精通する片野道郎氏に今季のCLを振り返ってもらう。
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