Power Rankings

ディエゴ・マラドーナ、ロナウド、ジネディーヌ・ジダン...サッカー史に名を刻む名選手たちが、この大舞台を彩ってきた。今大会の大会最優秀選手には誰が選ばれるのだろうか?アルゼンチンを率いるリオネル・メッシやクロアチアの主将を務めるルカ・モドリッチ…。だが、キリアン・エンバペやガビ、ジュード・ベリンガムといった若手が受賞する可能性もあるのだろうか?GOALは大会の選手ランキング有力候補を紹介する。

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チームガイド

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カタール

今回初めてW杯を主催するカタールは、自身の力を見せつけグループAから予選通過を狙う。2019年AFCアジアカップで日本を倒して優勝を果たし、2021年にはFIFAアラブカップでは3位で大会を終えた。チームは全て国内リーグでプレーする選手で構成されているが、単なる数合わせではないことを世界に見せつけたい。

監督

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バルセロナ生まれのフェリックス・サンチェスは、リーガの巨人で10年間ユースチームの監督を勤め、その後カタールに移った。2014年にはAFC U-19チャンピオンシップで優勝を果たし、3年間U-23チームを率いたのち2017年にフル代表の監督に就任した。2019年にAFCアジアカップ優勝を果たしたことで、W杯までの契約延長を勝ち取った。今大会は彼自身にとっても、選手にとっても、世界にその真価を見せる機会となる。

予想フォーメーション

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カタールの注目選手はFWのアクラム・アフィーフだ。2016年にビジャレアルと契約し、ラ・リーガのクラブに加入した初めてのカタール人選手となった。結局ビジャレアルのトップチームから出場することはできなかったが、スペイン1部に所属したスポルティング・デ・ヒホンではプレーすることができた。2018-19シーズンにはアル・サッドで22試合26得点を挙げており、昨シーズンは14得点を記録して得点ランキング3位でシーズンを終えている。アルモエズ・アリも脅威となれるアタッカーで、経験豊富なレフトバックであるアブデルカリム・ハッサンは2018年のアジア年間最優秀選手賞を受賞している。

試合日程

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W杯初ゴールを決めることができれば、カタールは喜びに包まれるだろう。そして、実際に今回の目的はそこになるはずだ。オランダ、セネガル、エクアドルのいるグループでもし勝利することができれば、特別な瞬間になるだろうし、ノックアウトステージに進むことができれば素晴らしい。だが、ホームのサポートがあったとしても、グループAでは苦戦が予想される。

注目選手

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アルモエズ・アリ

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アブドゥルカリーム・ハサン

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アクラム・アフィーフ

イングランド

2018年ロシアW杯で準決勝進出、EURO2020では準優勝ときたら、2022年カタールW杯で優勝となるだろうか? 今年の早い段階ではイングランドは優勝候補の一角と思われていたが、最近は少々疑わしい。スリーライオンズは直近6試合で勝つことができていない。事実、ガレス・サウスゲート監督は非常に保守的な監督であり、史上まれに見るほど才能豊かな選手たちの多い代表チームの実力を最大限に生かせるかどうか、ますます心配な状況になっている。

監督

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総合的に見れば、サウスゲート監督は2016年の難しい状況で就任して以来、素晴らしい成果を残してきた。実際データを見れば、アルフ・ラムジー以来最も成功した監督ということになる。だが、戦術には疑問が残る。サウスゲートが好む、2人の守備的MFをバックラインのすぐ前に配置する3-4-3のフォーメーションは保守的すぎて、保有する幅広いタイプの攻撃陣の才能を十分に引き出すことができない、と批判する声は多い。

予想フォーメーション

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ハリー・ケインは2018年の再現を狙っている。ケインはグループステージで地力に劣る相手から得点を量産し、得点王に輝いた。フィル・フォーデンは世界最高峰の若手選手であることを証明したい。ただし、サウスゲートはより守備的なメイソン・マウントの起用を優先するかもしれない。だが、イングランドで最も重要な選手は、10代にしてセンセーションを巻き起こすジュード・ベリンガムだろう。天性の才能に恵まれたボルシア・ドルトムント所属のMFは絶好調。すでにCLで旋風を巻き起こしている。

試合日程

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ハンガリーを相手にホーム・アウェー両試合で敗れるなど、ネーションズリーグでは惨憺たる結果に終わり、期待は著しく低くなっている。特にモリニュー・スタジアムでの一戦では4-0と圧倒され、サウスゲートを解任せよと声を上げるファンも出るほどの結末であった。だが、FAだけでなく選手たちからもサウスゲート監督は圧倒的に支持され、ドイツ代表戦では3-3で引き分けて劇的な復活を果たした。また、イングランドは再び好ましいドローを勝ち取り、準々決勝までは簡単に進むことができるはずだということは記しておきたい。そこから先に進むだけの能力はあるが、サウスゲート監督はハリー・マグワイアをはじめとするパフォーマンスが低下したベテランのスター選手に信頼を置いているため、カタールで進撃できる可能性を下げてしまうかもしれない。

注目選手

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ジュード・ベリンガム

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フィル・フォーデン

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ハリー・ケイン

注目選手

ジュード・ベリンガム

ベリンガムはドルトムントに移籍してからというもの、ブンデスリーガで旋風を巻き起こしてきた。もはやイングランド代表でも彼を見過ごすことはできなくなった。BVBのスターは、ボールの有無にかかわらずほとんどの選手ができないことをやってのける。重要なタイミングで正しいポジションに現れる能力も持ち合わせている。

フィル・フォーデン

マンチェスター・シティのエースはペップ・グアルディオラの指導を受け、若手有望株から正真正銘のスーパースターにステップアップを遂げた。代表でも自身の力を見せつけたくてたまらないはずだ。フォーデンの見せ場はボールを納めたとき。鋭いランとクレバーな立ち回りでイングランドのファイナルサードに違いを生み出すことができる。

ハリー・ケイン

ケインは2018年W杯の得点王だ。それが一度限りの奇跡でないことを今大会で証明しようとしている。スパーズのスターはイングランド代表で絶対的な9番であり、世界有数のフィニッシャーであり続けている。

アルゼンチン

2021年にコパ・アメリカ優勝を果たしたアルゼンチンは、さらにフィナリッシマ2022でイタリアを倒してトロフィーを戴冠した。来るW杯でもアルゼンチン代表は優勝候補の一角を占める。リオネル・スカローニ監督はシニアの監督として初仕事であったものの、実力に対する疑念を払拭し、チームをひとつのユニットとして見事にまとめ上げた。リオネル・メッシも好調を維持しており、メッシのキャリアにおいて最強のアルゼンチン代表との呼び声も高い。

監督

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リオネル・スカローニ監督はU-20代表監督から昇格し、暫定監督を務めた。資金に乏しいAFA(アルゼンチンサッカー協会)が注目度の高い人物との契約に至らなかった結果の人選だったため、期待にそぐわない契約と国内では評価されていた。だが、ウェストハムやラツィオに所属した元DFのスカローニ監督は、そうした疑いの目をすべて払拭することに成功した。チームをコパ・アメリカ優勝に導き、35試合無敗でカタールに向かう。

予想フォーメーション

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全ての視線がリオネル・メッシに向かうことだろう。おそらく彼にとって、まだ獲得したことのないタイトルを手にしてキャリアを締めくくる最後のチャンスだからだ。ベテランのアンヘル・ディ・マリアはチームにとって大きな役割を担うはず。中盤をまとめ上げ、素早いカウンターアタックに弱いバックラインを補強するロドリゴ・デ・パウルにも同じく期待がかかる。

試合日程

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彼らが出場国最強のチームではないと分かっていたとしても、優勝以外の成績はアルゼンチンにとって失望と見なされるだろう。メッシにとっては、切望するトロフィーを戴くことのできる最後のチャンスであり、1986年以来の優勝を果たしてワールドカップを国に持ち帰らなければ、全ての国民が喜ぶ結果にはならないだろう。

注目選手

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ロドリゴ・デ・パウル

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アンヘル・ディ・マリア

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リオネル・メッシ

注目選手

ラウタロ・マルティネス

ゴンサロ・イグアインとセルヒオ・アグエロが引退した今、インテルのFWマルティネスはついにスカローニ政権下でスタメンに抜擢され、代表のキャリアをスタートさせた。マルティネスがメッシとピッチ上での理解度を見事に高めてきたことは重要な事実だ。ゴール前でのマルティネスの運勢がアルゼンチンの命運を握りそうだ。

リオネル・メッシ

キャプテンでありタリスマン的存在のメッシは近年、本物のキャプテンシーを備えるまでに成長した。フィールド上で質の高いプレーを見せるだけでなく、自身の意見を伝え、アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称)を率いるようになった。PSGに所属するメッシはスカローニ監督による代表チーム再建の中心だ。昨年にはブラジルでコパ・アメリカ優勝を果たし、28年待ち続けた主要タイトルを獲得した。

レアンドロ・パレデス

このMFは、ボール保持時にFWにパスを供給する役割を担うことになるだろう。ここ10年にわたって、この戦術こそがアルゼンチン代表でメッシを前線に残し、前を向いてボールを受けてもらう手段であった。元々プレーメーカーを担える10番であったパレデスは、8年前に欧州に渡って以来、推進力を増している。ソリッドで、かつ幅広い戦術を使いこなすチームがバランスを取るために重要な存在になりそうだ。

フランス

前回大会優勝チームのフランス代表は、カタール大会でも優勝候補の一角だ。ただし、2022年に入ってから調子はあまり良くなく、8試合のうち3試合の勝利に留まっている。だが、キリアン・エムバペとカリム・ベンゼマという世界最高クラスの選手を2人擁しているだけに、グループDを悠々突破できることだろう。

監督

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"ディディエ・デシャンがW杯終了までレ・ブルーを率いる契約となっているが、カタールで期待に添わないパフォーマンスに終われば代表と袂を分かつことになるだろう。1998年のチームでキャプテンを務めたデシャン監督は、2018年ロシアW杯でもチームを成功に導き、その後にネーションズリーグでも栄冠をもたらした。今冬にどのような結果をもたらそうとも、フランスサッカー界のレジェンドとして記憶に残ることになるだろう。 "

予想フォーメーション

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PSGでの将来にまつわる噂の耐えないキリアン・エンバペに全ての注目が向かうことになる。エンバペは世界有数のトッププレーヤーであることに間違いなく、彼がW杯を盛り上げることが期待されている。カリム・ベンゼマとのコンビネーションがカタールでは重要になりそうだ。レアル・マドリードで早くも存在感を見せるオーレリアン・チュアメニはエンゴロ・カンテの代わりに中盤で輝くことが期待される。

試合日程

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1998年優勝、2018年優勝、そして2022年はどうなるだろうか? フランスはカタール大会で高い目標を掲げているだろう。ノックアウトステージに進出しただけでは失敗と見なされるはずだ。2度の優勝経験のあるフランス代表は、すべてのポジションにおいてうらやましいほどの選択肢があり、よいパフォーマンスを見せることだろう。

注目選手

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オーレリアン・チュアメニ

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カリム・ベンゼマ

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キリアン・エムバペ

注目選手

カリム・ベンゼマ

2021-22シーズンは間違いなく世界最高の選手であった。ベンゼマはこの素晴らしいシーズンを世界最高のトロフィーを手にすることで締めくくるチャンスに恵まれた。ベンゼマはフランス代表で唯一の危険なアタッカーというわけではないが、ここ18カ月で彼に匹敵する選手はほとんどいなかった。

アントワーヌ・グリーズマン

この大会に向けてコンディションを上げているグリーズマンは、フランス代表として110キャップで42ゴールを記録してきた経験豊富な選手だ。グリーズマンがエンバペやベンゼマと共存できれば、レ・ブルーの連覇が近づくことになるはずだ。

ラファエル・ヴァラン

守護神ロリスの前で防波堤を張るヴァランは、前回大会優勝においてもチームにとって重要な選手となった。29歳となって迎える今大会、コンディション調整に苦しんでいるものの、デシャン監督にとって大きな頼りになる存在であることに間違いない。

スペイン

2018年に残念ながらベスト16で姿を消したスペインだが、この4年間でルイス・エンリケ監督の下で再生を果たそうとしている。実際よい兆候を見せており、2010年優勝国はかつての栄光を取り戻そうとしている。EURO2020では魅力的なサッカーを展開する若いチームを率いて準決勝進出を果たした。欠点がないわけではないが、カタール大会の有力な優勝候補のひとつだ。得点力が最大の課題だが、創造性豊かな選手たちの力をもって、最強クラスのチームを相手にしても十分なチャンスを作りだすことはできるだろう。

監督

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バルセロナで3冠を達成したルイス・エンリケ監督は今日最も素晴らしい代表監督のひとりと評価されている。スペイン代表での結果もポジティブだ。試合ごとにローテーションを組むことを恐れず、経験豊富な選手を選ぶ代わりに好調の若手を次から次へと招集し、デビューさせている。そのため、特にレアル・マドリーを追いかける一部のファンからは手腕が批判されてきたが、概ね功を奏している。

予想フォーメーション

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EURO2020でブレークしたスター選手であるペドリは、大会開始時にはまだ19歳だが、カタールで世界最高峰のMFである証拠を見せることが期待されている。中盤には同じくバルサに所属する18歳のガビが並ぶ。この2人が初めての決勝の舞台で活躍することを多くのファンが望んでいる。一方、激しい中傷に晒されたアルバロ・モラタは確かにフィニッシュの精度が安定しないが、自身が欧州で最も過小評価されたストライカーであることを証明したい。

試合日程

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カタール大会ではドイツと同組に入ったことで、スペインはすぐにでも克服する必要のある危機を迎えることになった。だが、ベスト4に入ったEUROと少なくとも同じだけの結果を残すことが国内では期待されており、大会優勝も夢ではないと見られている。それを達成するためには、まず首位でグループを通過する必要がある。スロースタートは絶対に許されない。

注目選手

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ガビ

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アルバロ・モラタ

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ペドリ

注目選手

アルバロ・モラタ

レアル・マドリーに最初に所属していた頃に周囲から期待されていたような、ハイレベルのストライカーになることはできなかったかもしれないが、モラタは依然としてトップレベルの力を持っている。再びW杯の栄光を勝ち取ろうと準備しているスペイン代表において、間違いなく脅威になれる存在。フリア・ロハの通算得点記録トップ10に入るだけの理由がある。

ペドリ

ペドリはスペインサッカー界唯一の未来というわけではないが、代表の未来を構成する一人であることは間違いない。バルセロナ所属のMFはすぐさま世界で最も有望な若手の一人に成長し、自身の才能を世界に見せつけるチャンスに恵まれた。

Rodri

現代フットボール界最高のアンカーとも考えられるロドリはここ数年で、セルヒオ・ブスケツの理想的な後継者に成長した。ペップ・グアルディオラの下、マンチェスター・シティで飛躍を遂げた男はバイタルエリアを監視する強力な守備者であるとともに、セットプレーやミドルシュートなどで攻撃面でもチームに貢献できる選手だ。

ベルギー

レッドデビルズは2018年W杯に優勝候補の一角として参戦したが、その後、優勝を果たしたフランスに準決勝で敗れた。今回に関しては準決勝に進出すればおそらく成功の部類に入ると思われるが、決勝進出の見込みは低いとしか言いようがない。

監督

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ロベルト・マルティネス監督が2016年からベルギー代表を率いている。だが、彼を評価する審査はまだ終わっていない。FIFAランキングを大きく上げ、トップチームの一角に上り詰めたが、多くの人が「ベルギー史上最強世代」と評価するチームを率いても、トロフィーを掲げることには成功していない。大きな舞台で再び期待に添わない結果に終わってしまえば、彼の道は閉ざされてしまうはずだ。

予想フォーメーション

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ベルギーのスタートリオ、ケヴィン・デ・ブライネ、エデン・アザール、ロメル・ルカクの3人で間違いない。デ・ブライネは間違いなく世界最高クラスのMFであり、マンチェスター・シティでの好調をそのままにカタールを迎えたいと思っているはずだ。アザールはレアル・マドリーで定位置の確保に苦しんでいるが、代表チームでは未だに重要な選手だ。ルカクは自国の通算最多得点保持者としてW杯を迎える。

試合日程

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多くの名声を得たベルギー代表の黄金世代にとって、今回がトロフィーを掲げる最後の機会になるだろう。予選は難なく勝ち上がったが、UEFAネーションズリーグではオランダに手痛い敗戦を喫し、印象に残る成果を残すことはできなかった。チームには知名度の高い選手が未だ多く在籍しているが、現在の代表メンバーはピークを過ぎたと感じずにはいられない。

注目選手

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ロメル・ルカク

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ケヴィン・デ・ブライネ

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エデン・アザール

注目選手

ケヴィン・デ・ブライネ

マンチェスター・シティのMFはベルギー代表の心臓部だ。ベルギーがW杯で高みを目指せるかどうかは、デ・ブライネの調子に大きく依存するだろう。シティで普段担っている役割よりも、代表ではもう少しだけ高度な役割を担うことになりそうだ。そのため、必然的にアシストが増えるだけでなく、自分自身でいくらかゴールを稼ぐことも期待できる。

エデン・アザール

エデン・アザールはレアル・マドリー加入以来、クラブでは特に成果を残すことができていないが、ベルギー代表では依然として重要な存在だ。天性の才能に恵まれたウィンガーは、ひとたびボールを持てば止められない。ルカクやデ・ブライネといった前線の選手と組めば、相手により脅威を与える存在になるはずだ。

ロメル・ルカク

ベルギー代表の歴代最多得点記録保持者だが、昨シーズンのチェルシーで成果を残すことはできなかった。だが、インテルに戻ると、彼の顔にも笑顔が戻ってきた。ハッピーなルカクは危険なルカクだ。得点を量産するこのストライカーはフィジカル面で依然として侮れない存在。そしてゴール前での嗅覚を持ち合わせるルカクは、今大会得点王の有力候補になるはずだ。

ブラジル

こっそりお伝えするが、ブラジル代表は大会に向けて近年最高のできばえかもしれない。前線のポジション争いはよくあることだが、より重要なのはチッチ監督がチームによいバランスを見出したことではないだろうか。ブラジルは2年間で1度しか負けていない。しかもその敗戦は永遠のライバル、アルゼンチンに2021年コパ・アメリカ決勝で喫したものだ。

監督

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チッチ監督は時折ディフェンシブになりがちだと批判されてきたが、彼の戦術によりこれまで成果を挙げてきたのも事実だ。ジェズス、マルティネッリ、マガリャンイスという「3人のガブリエウ」を呼んだり、ダニ・アウベスを本戦前の強化試合に招集しなかったりと、批判の対象は最近の選手選考にも及んでいる。だが、何があろうと、チッチはすでにW杯後に退任することが決まっている。

予想フォーメーション

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誰から言及しようか迷うところだ。ヴィニシウス・ジュニオール、カゼミーロ、チアゴ・シウバ、ラフィーニャ・・・ブラジル代表のワールドクラスの選手たちは数え切れないほどだ。ネイマールは未だに一流のクオリティを維持している。評価の分かれるFWではあるが、今シーズンPSGでは猛烈な勢いで活躍している。ベテランの域に入ったネイマールは、2014年や2018年の亡霊を消し去りたいと思っているはずだ。

試合日程

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シンプルに優勝しか考えられない。ブラジルはW杯で20年にわたって苦杯を舐めてきたが、今大会に向けて国内メディアの期待は高まるばかりだ。グループの巡り合わせも非常によく、ノックアウトステージへ進出に向けて勢いがついている。状況は非常によい。

注目選手

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カゼミーロ

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ネイマール

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ヴィニシウス・ジュニオール

注目選手

マルキーニョス

才能の宝庫であるセレソンだが、カタールでワールドカップのトロフィーを掲げるためには守備陣の安定感がポイントになる。その最終ラインの中心がパリ・サンジェルマンのスター選手であるマルキ―ニョスだ。ブラジルが2002年以来に世界王者となるためには、この男の出来がカギになる。

ネイマール

あまり多くの紹介は必要ないだろう。PSGのスター、ネイマールは間違いなく最も偉大なブラジル人選手のうちの一人であり、カタールW杯でブラジル代表歴代通算最多得点保持者になる可能性が高い。ネイマールは2022年W杯後の代表引退をほのめかしており、結果をもってブラジル代表での活動を終えることを熱望しているはずだ。

ハフィーニャ

リーズでの2シーズンで評価を高めたハフィーニャは今夏に大型移籍でバルセロナ入り。欧州サッカー界で最もエキサイティングなウインガーの一人であることを証明してきた。カンプ・ノウでは最高のスタートを切ったわけではないが、チッチ監督率いるセレソンでネイマールやリシャーリソンと共に攻撃陣を牽引するだろう。

ポルトガル

ポルトガルの黄金世代にとっては「今しかない」というわけではないが、クリスティアーノ・ロナウドにとってはまさにその状況が当てはまる。この大会を前に「彼がスタメンで出場するのか」という疑問は残る。チームには才能豊かな選手がひしめいており、中盤にはライバルがたくさんいる。カタールW杯は長い間待ち望んだW杯優勝を実現させる大きなチャンスだ。最高成績の3位となったのは1966年のことで、今回は少なくとも準決勝に進出することが目標となる。本大会に至るまでの調子がそれほど良くなかったことが気がかりだが、それでも優勝候補に数えられるだけの実力は持っているはずだ。

監督

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フェルナンド・サントス監督はEURO2016と2019年のネーションズリーグで優勝したことで確固たる業績を残したが、2018年W杯とEURO2020では残念な結果に終わっており、カタールでチームのポテンシャルを最大限に活かすことができなければ監督としての地位は終わりに近づくだろう。近年精細を欠くロナウドに対して信頼を強く置き続けていることで厳しい監視の目を向けられているが、この段階になってその考えが揺らぐことは考えがたい。

予想フォーメーション

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クリスティアーノ・ロナウドに全注目が集まることは間違いないが、サントス監督が選考において大きな決断を下すのであれば、プレミアリーグのスター、ベルナルド・シウヴァとブルーノ・フェルナンデスがポルトガルの命運を握ることになるだろう。さらに若いタレント、ラファエル・レオンとジョアン・フェリックスも機会を与えられるだけの力があると感じているだろう。特に前者は大会直前の今非常に好調だ。もちろん「守備陣」のジョアン・カンセロやヌーノ・メンデスも忘れてはならない。彼らほど興味深いサイドバックは現在のサッカー界にほとんどいない。

試合日程

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チームのクオリティを考えれば、ポルトガルは少なくとも最高成績に並ぶだけの成績を残すことが期待できる。だが、他の欧州のライバルたちと同じく、カタールに至るまでの調子が良くはなく、個々の選手は間違いなく高い技術的なクオリティを持ち合わせているにもかかわらず、作業的なパフォーマンスに陥ることが多かった。大会本番では状況が好転していることを願いたい。

注目選手

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ブルーノ・フェルナンデス

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クリスティアーノ・ロナウド

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ベルナルド・シウバ

注目選手

ブルーノ・フェルナンデス

ブルーノ・フェルナンデスはポルトガルの中盤に創造性を加える選手だ。これによってポルトガル代表は著しく危険な前線を持つチームになっている。マンチェスター・ユナイテッド所属のフェルナンデスの得点やアシストは、ポルトガル代表がカタールで良い成績を残す上で重要になりそうだ。

クリスティアーノ・ロナウド

史上最高クラスの選手であるクリスティアーノ・ロナウドがW杯の栄光を手にする最後のチャンスに臨む。クラブでの今シーズンは好調であるとは言えないが、ロナウドは最後にもう一度最大の舞台で自分の力を世界に示そうと意気込んでいることだろう。

ベルナルド・シウバ

マンチェスター・シティのスターはクラブで快進撃を続けてきた。中盤でも攻撃で自由に動く役割を与えられても、違いを作ることができる選手だ。絶好調の時のベルナルド・シウバは別格で、対戦相手がポルトガル代表を相手に結果を残すためには、彼から目を離すわけにはいかないだろう。

エクアドル

エクアドルが南米予選でペルー、コロンビア、チリを上回り、4位で終えたことにライトなファンは驚いたかもしれない。だが、南米ではこれから力をつけるチームであると長らく考えられていた。今回の代表チームは比較的若く、守備の安定したチームであり、倒すことは難しいだろう。

監督

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グスタボ・アルファロは南米予選初戦となったアルゼンチン戦の30日前に監督に就任し、苦戦し分裂した代表チームでプレーすることに興味を失っている選手が多いことに気がついた。このアルゼンチン人監督は、持ち前のモチベーションを高める技術と、U-20のメンバー数人に信頼を置くという抜け目のない決断で、すぐにチームを復活させた。結果的にCONMEBOLで最も若いチームとなったエクアドルはアルゼンチンやブラジルとホームで引き分け、コロンビアを相手に6-1と大勝した。

予想フォーメーション

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モイセス・カイセドはアルファロ監督の初戦で国際試合デビューを飾った。デビュー戦こそブエノスアイレスでアルゼンチンに1-0で敗れたが、このMFは若手ひしめくエクアドル代表の中でも間違いなく最筆頭の注目選手だ。昨年加入したブライトンで絶大なインパクトを残した20歳は、来夏プレミアリーグのトップチームに移籍するとみられる。ペルビス・エストゥピニャンもブライトンでは確固たるレギュラーではないが、代表にとって重要な存在。そして、エクアドルの成績はエネル・バレンシア次第だ。バレンシアはチームのキャプテンというだけでなく、自国の歴代最多得点保持者だ。得点力不足のチームがグループリーグを突破するために、バレンシアには今シーズンの好調を維持したまま本大会を迎えてほしいと思っているはずだ。

試合日程

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2006年に達成したベスト16という最高成績を上回りたいという目標を、グループステージのドローが間違いなく後押ししている。だが、大会開幕戦であるカタール戦の結果に全てが懸かっているのは間違いない。ホスト国を破って勢いに乗れば、エクアドルはオランダやセネガルからポイントを奪うことができるかもしれない。そして、このチームは最近5試合で得点を許していない。だが、得点力に乏しいことはかなり気がかりだ。また、南米予選で最高の成績を収めたエクアドルが行った試合のほとんどは、海抜ほぼ3000mに位置するキトで行われていることは指摘しておかなければならない。

注目選手

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ペルビス・エストゥピニャン

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モイセス・カイセド

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エネル・バレンシア

イラン

イランは韓国やUAEを上回りグループ1位で予選を勝ち抜き、特に大きな問題もなく2022年W杯の切符を手に入れた。攻撃陣にはタレントが多く、統制されたオフ・ザ・ボールのアプローチを武器とする。イングランドのような地力の勝るチームを相手にサプライズを起こすかもしれない。

監督

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カルロス・ケイロス監督は間違いなく今大会で最も経験豊かな監督の一人。選手の力を最大限に引き出す希有な能力をこれまで何度も見せてきた。2014年と2018年のW杯ではイラン代表を率いており、その後、コロンビアとエジプトを順に率いた。そして今年9月にイランからのオファーを承諾。チーム・メリとともに3度目のW杯で指揮を執る。

予想フォーメーション

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メフディ・タレミは押しも押されぬイランのスター選手だ。ポルトに所属するタレミは、今シーズンはリーグ戦でもCLでも好調を維持している。だが、イランの攻撃陣にはさらに才能のある選手がいる。サルダル・アズムンは前への推進力を持ち脅威になりそうだ。カリム・アンサリファルドを含めた攻撃陣がチームの主軸となる。

試合日程

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イランはこれまでにグループステージを突破したことがない。今回突破することができれば大成功と言えるだろう。2018年には3試合で4ポイントを獲得し、目標に近づくことはできた。カタールではそれ以上の成果を狙う。

注目選手

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カリム・アンサリファルド

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サルダル・アズムン

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メフディ・タレミ

サウジアラビア

6度目のW杯出場となるサウジアラビアは、アジア予選を首位で通過し、その間18試合で1度しか敗れていない。エルヴェ・ルナール監督の率いるチームは多くの失点を喫さない傾向にある。ノックアウトステージ進出は難しいかもしれないが、下馬評を覆す結果を残す可能性はある。

監督

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フランス人のエルヴェ・ルナールは、アフリカネーションズカップ決勝で残念な結果に終わったことでモロッコ代表を離れ、2019年からサウジアラビア代表チームを率いている。だが、ルナール監督は以前ザンビアとコートジボワールを率いて、2度同大会での優勝経験がある。そして、サウジアラビア代表では外国人監督として最多勝利数を打ち立てた。

予想フォーメーション

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もし勝ち点を奪うことができなかったとしても、センターバックの2人、アブドレラハ・アル=アムリとアリー・アル=ブライヒーがW杯を戦うサウジアラビア代表の中核を担う選手になりそうだ。前者は2021年に初キャップを記録したばかりだが、エルヴェ・ルナール監督の守備陣で重用されている。アル=ブライヒーはより経験豊富な選手だ。W杯期間中に33歳の誕生日を迎える。守護神のムハンマド・アル=オワイスが最後の砦として活躍することが失点を最小限に抑えるカギだ。

試合日程

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1994年にラウンド16進出を果たしてからは、その後4度の出場で一度もグループステージを突破することはできていない。その状況をカタールで変えたいと熱望しているが、アルゼンチン、ポーランド、メキシコのいる難しいグループに入ってしまった。2018年W杯でのエジプト戦のように、勝利することができれば自国に喜びをもたらすことができるはずだ。

注目選手

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アブドゥルイラー・アル=アムリ

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アリー・アル=ブライヒー

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ムハンマド・アル=オワイス

オーストラリア

オーストラリアのW杯予選は困難を極めた。最終予選を3位で終え、プレーオフに回ることになった。UAEを倒した後、PK戦でペルーを下し、ようやくカタールへの切符を手にしたのだった。GKアンドリュー・レッドメインはPK戦の際、ゴールライン上で行った不思議な動きで対戦相手を惑わせたことで一躍有名になった。

監督

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グラハム・アーノルドは暫定監督、アシスタント、U-23監督といった仕事をこなしながら、2018年にオーストラリアA代表の監督を任された。アーノルド監督にとって初めての大会は惨憺たるもので、サッカルーズは2019年のアジアカップで準々決勝敗退となった。奇跡的にW杯本戦進出を決めるまでの雰囲気は非常に厳しいもので、カタールで成果に乏しければ解任もやむを得ないだろう。

予想フォーメーション

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ティム・ケーヒルやハリー・キューウェルが去った後のオーストラリア代表は正真正銘のスターを欠いている。だが、タレントが全くいないというわけではない。マシュー・ライアンは未だに健在のゴールキーパーだ。セットプレーの機会を最大限に活かしたいチームにあって、アーロン・ムーイのピンポイントキックの正確性は重要な要素だ。主な得点源はマシュー・レッキーになるだろう。

試合日程

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オーストラリアはフランス、デンマーク、チュニジアが同組という厳しいグループに入った。予選突破の可能性は非常に低い。フランスが破綻することを期待するしかないが、現実的にはこのグループを勝ち上がることは誰も予想していないのではないか。いくらかゴールを決めることができればよいだろう。

注目選手

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マシュー・レッキー

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アーロン・ムーイ

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マシュー・ライアン

コスタリカ

コスタリカはアメリカに得失点差で敗れて北米予選での本戦進出を逃した。その後、幸運にも大陸間プレーオフでニュージーランドを倒しカタールへの切符を手にした。初の3度連続本戦進出であり、計6度目の本戦出場となる。

監督

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コスタリカは前回大会後にオスカル・ラミレスが解任されてから、4人の代表監督が指揮を執った。この座席には現在コロンビア人のルイス・フェルナンデス・スアレスが座っている。スアレス監督は過去トーナメント大会で秀でた成績を残している。ドイツ大会でエクアドルを率いてグループステージ突破。その際グループステージで勝利した対戦相手はポーランドと、そして皮肉にもコスタリカであった。

予想フォーメーション

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35歳のベテランとなったケイロル・ナバスは、ジャンルイジ・ドンナルンマの台頭によりPSGを追放された形になったが、それでも自国では最も重要な選手だ。現在はクラブで出場時間をあまり得られておらず、ウォーミングアップできずに大会を迎えることになるだろうが、それでもスターティングメンバーの座は保証されている。ジョエル・キャンベルとブライアン・ルイスも大ベテランで、同様の状況だ。

試合日程

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2014年の準々決勝を再現することは難しいかもしれないが、奇跡は起こるものである。ノックアウトステージに進むことができればコスタリカ代表にとって非常によいW杯になるだろう。仮にそうはならなかったとして、2018年には逃した予選での勝利を達成することが堅実な目標と言えそうだ。

注目選手

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ブライアン・ルイス

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ジョエル・キャンベル

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ケイロル・ナバス

カナダ

カナダが1986年以来久しぶりにW杯本戦に戻ってきた。カタールへの進出により、代表チームは予定より大幅に前倒しの急成長を遂げた。カナダ代表はW杯予選でメキシコやアメリカを上回り、首位で本戦進出を決め、CONCACAFに衝撃を与えた。この成功はまぐれではない。カナダの若きスターたちは、自国がサッカー界最大の舞台に見合うチームだということを証明する。

監督

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英国生まれのジョン・ハードマンはカナダサッカー界に大きな貢献を残した。まず女子チームで指揮を執った後、2018年に男子チームの監督に就任した。それ以降、ハードマン監督は国の若手スターが全員認めるチームカルチャーを築き上げ、カナダをCONCACAFの頂点に導いた。

予想フォーメーション

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アルフォンソ・デイヴィスはカナダ人初の真のスーパースターだ。驚くほどのスピードに恵まれたデイヴィスは、所属するバイエルン・ミュンヘンでさらに高いレベルに到達し、世界有数の左サイドバックと言われるまでになった。カナダ代表ではバイエルンよりもより攻撃的な役割を与えられており、自国を新たなレベルに導く使命を課されている。欧州トップリーグで結果を出しているジョナサン・デイヴィッドやサイル・ラリンらの存在がその助けになるはずだ。

試合日程

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カナダにとって予選のドローは厳しいものになった。欧州のベテラン2国と、経験豊富な選手が揃うモロッコを相手にしなければならないからだ。特にベルギーを倒すことはカナダにとって非常に難しいタスクになるだろう。ノックアウトステージに進むことができれば非常に喜ばしい結果だ。

注目選手

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サイル・ラリン

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ジョナサン・デイヴィッド

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アルフォンソ・デイヴィス

セルビア

セルビアは今大会のダークホースのひとつになるかもしれない。ドラガン・ストイコヴィッチ率いるチームは予選を難なく通過した。ポルトガルよりも順位で上回り、1試合も敗戦を喫することはなかった。2022年は6試合中5試合に勝利し、絶好調のままカタール入りを果たす。アレクサンダル・ミトロヴィッチとドゥシャン・ヴラホヴィッチという強烈なストライカーコンビを有するセルビアは、同組のライバルであるブラジルを含め、どんな対戦相手にとっても脅威となり得る。

監督

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EURO2020プレーオフでスコットランドにPK戦で敗れた後、セルビア代表チームの陣容が変化する時期が来た。ドラガン・ストイコヴィッチがやってきて、チームに大きなインパクトを与えた。この57歳は監督としてのキャリアを全てアジアで形成した後、2021年3月にセルビアでの仕事を請け負った。就任後20試合のうち13勝を挙げ、3度の敗戦しか喫していない。その勢いのままW杯出場を決めている。

予想フォーメーション

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セルビアは前線の2人がチームをできる限り高くまで導くことになるだろう。フラムのアレクサンダル・ミトロヴィッチとユヴェントスのドゥシャン・ヴラホヴィッチにはどんな対戦相手をも困難に陥れる火力があり、特に前者は直近の国際試合4試合で6得点を挙げている。所属クラブのラツィオで好調のセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチも注目の存在だ。

試合日程

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今大会の優勝候補ブラジルと同組ではあるが、セルビアは非常に危険な存在だ。当座の目標は、2018年でも同組であったセレソンと一緒にグループGを通過することだ。このバルカン半島の国に立ちはだかる残り2チームはカメルーンとスイスだが、そうした巡り合わせからセルビアは決勝トーナメント進出に自信があることだろう。4年前はグループステージ突破が叶わなかった上、EURO2020は予選で敗退したため、セルビアはカタールで大きなインパクトを残したくてたまらないだろう。どこまで進むことができるか、見守りたい。

注目選手

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アレクサンダル・ミトロヴィッチ

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セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ

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ドゥシャン・ヴラホヴィッチ

ガーナ

ブラックスターズは歴史的にアフリカの強豪のひとつだったが、最近はその名声に見合う成果をなかなか出すことができなかった。チームにはモハメド・クドゥス、アブドゥル・ファタウ・イサハク、カマルディーン・スレマナといった興味深いタレントが育っていることと、特に多くの有名選手がガーナ代表としてプレーするようになったことから復活に向かっているように見える。

監督

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プレーオフを前にアド監督が就任した頃は、ガーナ代表はあまり調子が良くなかった。だがナイジェリアを相手に劇的な展開で勝利し、責務を完遂した。経験豊富とはいえない監督だが、大舞台でチームの実力を見せる機会に恵まれた。カタールで良い結果を残すことができれば、監督としてのキャリアの助けになるだろう。

予想フォーメーション

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アンドレ・アイェウとジョルダン・アイェウが数年間ガーナを引っ張ってきた。だが、イニャキ・ウィリアムズがガーナ代表に籍を置くことを決め、ブラックスターズで出場することになったため、ここにきて攻撃陣に有名選手のサポートを得る形になった。アトレティック所属のFWのスピードには目を見張るものがあり、さらにゴールに向かう姿勢も持ち合わせている。

試合日程

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ガーナは2018年W杯に出場することができなかったため、今回の大舞台で自国の強さを見せつけたいはずだ。グループステージを突破することは簡単ではないが、これがブラックスターズの目標ということになりそうだ。

注目選手

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ジョルダン・アイェウ

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アンドレ・アイェウ

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イニャキ・ウィリアムズ

セネガル

セネガルはPK戦でエジプトを破り、W杯の切符を手にした。チームは欧州トップクラブに所属する選手が豊富に存在する。アフリカネーションズカップ王者は2018年W杯で決勝トーナメント進出を逃したが、対戦国からも今回は突破のチャンスがあるだろう。

監督

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2002年の快進撃を演じたキャプテンのアリウ・シセがセネガル代表監督を務めており、2015年から長期政権を築いている。最大の功績はもちろん2021年、自国初のアフリカネーションズカップ優勝だ。チームをW杯出場に導いたシセは、このアフリカの国で大成功を収めている人物だ。

予想フォーメーション

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もちろんサディオ・マネだろう。バイエルン・ミュンヘン所属のFWはセネガルサッカー界のお気に入りだ。チームがノックアウトステージに進めるかどうかは、マネのカタールでの調子に大きく左右されることになるだろう。チェルシーに所属する2人、エドゥアール・メンディとカリドゥ・クリバリも重要な選手だ。イスマイラ・サールはどんな試合でも華やぐ選手だ。

試合日程

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セネガルの第一目標はグループAからのトーナメント進出だ。特にカタールとエクアドルには問題を引き起こせる可能性がある。オランダが1位になるのは確実だろうが、2位争いに食い込む可能性は高く、サディオ・マネを筆頭に、2002年の準々決勝での雄姿を再現する可能性もある。

注目選手

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サディオ・マネ

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カリドゥ・クリバリ

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エドゥアール・メンディ

アメリカ

2018年大会で本戦出場を逃したが、アメリカ代表は今回新世代の若いスター選手たちを引き連れてW杯に戻ってくる。チェルシー、ユヴェントス、ミラン、ボルシア・ドルトムントといったチームに所属する選手たちで構成され、アメリカ代表はまさに新世代を迎えている。4年前の失望を原動力にチームを再建したのだ。このチームはカタール代表で最も若いが、トップクラスのクラブで経験を積んだ選手が大勢いる。

監督

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2018年に失望を味わったのち、グレッグ・バーホルターが監督の座に就いた。USサッカー界は自国の元代表DFに、より先進的でポゼッションを基盤としたシステム作りを依頼した。バーホルター監督の在任期間中に、CONCACAFゴールドカップとCONCACAFネーションズリーグで成功を収め、最も重要な目標であったW杯本戦への出場も果たした。

予想フォーメーション

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アメリカ代行の歴史上、クリスチャン・プリシッチほど脚光を浴びた選手はいないだろう。クラブではCL優勝を経験し、代表チームの顔としても不動の地位を築いているプリシッチは、他の代表選手とは比べものにならないほどの高みに達している。今回のチームの中では、2018年にW杯を逃した失望を味わった唯一の選手でもあり、カタールで描きたい物語にさらなる厚みを加える選手だ。リーズのタイラー・アダムスやユヴェントスで活躍するウェストン・マッケニーのパフォーマンスもチームの浮沈のカギを握る。

試合日程

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イングランド、ウェールズ、イランと同組のアメリカは、グループステージ突破に向けて厳しい戦いを強いられる。イングランドは明らかに突破すると考えられるため、残りの3ヶ国で第2位の座を巡って戦うことになる。2位に入り、ノックアウトステージに登場することが今回のアメリカ代表の目標になるだろう。若いチームは2026年W杯を自国で迎える前に、しっかりしたパフォーマンスを披露したいところだ。

注目選手

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タイラー・アダムス

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ウェストン・マッケニー

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クリスチャン・プリシッチ

メキシコ

メキシコ代表は今回もCONCACAFの予選通過を果たし、7大会連続の本大会出場となった。エル・トリは、ハビエル"チチャリート"エルナンデスやカルロス・ベラといった有名選手が抜けても北アメリカの強豪であり続けている。ここ数年の結果には浮き沈みがあるものの、メキシコ代表はどんなチームとも戦えるだけの陣容となっている。

監督

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メキシコの監督は、ヘラルド"タタ"マルティーノ。長年この競技を追い続けている人にとっては有名人だ。バルセロナやアルゼンチン代表で監督を務めたマルティーノ監督は、メキシコで批判に晒されており、しばしば苦境に立たされているが、最終的に国民が夢見る成果を出すことができれば、全て許されるだろう。

予想フォーメーション

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ギジェルモ・オチョアはすでにW杯での経験が豊富なベテラン。W杯になれば必ず姿を現すとファンが分かっているほどの「記憶に残る選手」だ。自身5度目のW杯に向かうこのGKは、これまで以上にエル・トリにとって影響力の大きい存在になりそうだ。また、攻撃陣も多士済々。イルヴィング・ロサーノは波に乗れば止められない存在で、ラウール・ヒメネスもコンディションが整えばチームの核となる。

試合日程

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今回メキシコは第5試合目にたどり着くことはできるだろうか? 7連続で出場したW杯もすべてラウンド16で敗退しており、エル・トリにとっては5試合目にたどり着くことが議論の中心だ。だが、アルゼンチン、ポーランド、サウジアラビアと同組という幾分難しいグループに入っているため、まずはグループステージを突破することが第一目標だ。

注目選手

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ラウル・ヒメネス

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イルビング・ロサノ

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ギジェルモ・オチョア

デンマーク

カタールW杯で最も危険なダークホースと評価されている。デンマークはEURO2020での活躍で、中立的なファンから多くの支持を得ることができた。クリスティアン・エリクセンがピッチ上で心臓発作を起こして倒れた時、シモン・ケアーとチームメイトの対応は非常に素晴らしく、また、選手たちはそのショックを振り切り準決勝まで進出した。イングランドに敗れはしたが、ジャッジに疑問の残る試合であった。

監督

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カスパー・ヒュルマンド監督は、かなり厄介な状況から指揮を執ることになった。前任者がEURO2020の後に退任することになっていたが、パンデミックの影響で大会自体が1年後ろ倒しになったからだ。さらに、ヒュルマンドが監督に就任したことは全く悪いことではなかった。エリクセンの状況に対して非常によく対処し、チームメイトが倒れたことに動揺するチームをなんとか準決勝まで引き連れることができたのだ。

予想フォーメーション

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シモン・ケアーがスタートから出場する保証はないが、このキャプテンのリーダーシップはデンマーク成功には欠かせない。さらにカスパー・ドルベリは試合の最重要局面で自ら得点を生み出せる。だが、もちろん注目はクリスティアン・エリクセンに向けられている。著しい速度で回復したプレーメーカーは、今年初めに加入したブレントフォードでのキャリアを終え、夏にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を果たした。今回のW杯は、このドラマチック極まりないカムバックストーリーの締めくくりとなるのかもしれない。

試合日程

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思い上がっているわけではないが、デンマークはW杯に対して静かに自身をみなぎらせている。優勝候補筆頭として挙げられないかもしれないが、予想スターティングメンバーはそれらに匹敵するレベルだ。今年のネーションズリーグではホームとアウェーの両方でフランスを破り、それを証明してみせた。W杯前回王者こそ、今のデンマークにカタールで再び相まみえるのを最も怖がっているのではないだろうか。グループDに入った残りの2チームがオーストラリアとチュニジアだということを考慮すれば、スカンジナビアのチームがグループ首位に立てない理由もないはずだ。

注目選手

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クリスティアン・エリクセン

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カスパー・ドルベリ

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シモン・ケアー

ドイツ

ドイツはEURO2020で期待を下回る結果に終わり、さらにネーションズリーグでも同様に残念な結果に終わったため、特に自信を高められたわけではない。ドイツにはクオリティの高い選手がたくさんいることは間違いないが、高い野心を満たそうと思うのであれば、もう一段階レベルアップする必要がある。

監督

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ハンジ・フリックはヨアヒム・レーヴのアシスタントとして代表チームに携わり、多くの成功を手にしてきた。また、バイエルン・ミュンヘンを率いてクラブでも同様の成果を残した。ドイツ代表監督となってからは、これまでほどの高みにたどり着いたことはないが、この57歳が世界有数の名監督であることに変わりはない。

予想フォーメーション

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ヨシュア・キミッヒの万能性はドイツ代表にとって重要なポイントだ。中盤でもディフェンスラインに入ったときと同様に上手くプレーすることができる。さらにレロイ・サネのスピードやトリック、トーマス・ミュラーの持つ重要なタイミングでゴールを奪う能力などが加わる。これが優勝候補の一角に数えられるゆえんだ。

試合日程

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ドイツ代表にとって目標はいつでも変わらない。全ての大会で勝つことだ。2014年W杯を勝ち取った後、2018年には大きな失望を味わった。カタールではその埋め合わせをしようと目論んでいる。

注目選手

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トーマス・ミュラー

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レロイ・サネ

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ヨシュア・キミッヒ

注目選手

イルカイ・ギュンドアン

ギュンドアンは2014年大会を負傷で逃すなどワールドカップで不運に見舞われてきた。しかし、マンチェスター・シティで世界有数のミッドフィルダーとしての地位を確立し、4度のプレミアリーグ制覇を経験。フリックはギュンドアンにピッチ上での居場所を提供することになるだろう。

ヨシュア・キミッヒ

キミッヒは、バイエルンでもドイツ代表でも中盤をひとつにまとめる糊のような存在だ。ボール保持時の質が高く、またオフ・ザ・ボールでも同様に信頼のおける選手。時折見せるワンダーゴールで得点にも貢献する。どんな監督であっても彼とチームを作ることは楽しいに違いない。

アントニオ・リュディガー

リュディガーが今夏にスタンフォード・ブリッジを去ったことでチェルシーファンは打ちのめされた。リュディガーは典型的な現代型のセンターバックで、激しいタックルでピンチを救う存在だ。フリック監督のチームにとっても守備陣の中心としての活躍が期待される。

モロッコ

1970年以来となるW杯本戦出場を決めたモロッコは、印象に残る結果を残そうと躍起になっている。同グループにはベルギー、クロアチアに加えて、危険な潜在能力を備えるカナダがいるが、カタールに至るまでのチームは概して強く、下剋上を起こすだけの力を備えた選手が中核を担っている。

監督

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短気なヴァヒド・ハリルホジッチに代わり、ワリド・レグラギが8月末に就任したばかりだ。レグラギ監督は比較的経験に乏しく、かつ自身のアイデアをチームに浸透させるには時間が少ない状況だけに、監督の能力を評価することは難しい。だが、前任者との不和でチームを離れたシイェシュをすぐに呼び戻すことには成功している。

予想フォーメーション

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中盤のクオリティには少々欠けているかもしれないが、モロッコはトップレベルの確かな実力を持つ選手が中核を担っている。セビージャのGKブヌ、PSGのアクラフ・ハキミ、バイエルン・ミュンヘンのノゼア・マズラウィ、チェルシーのワイドでプレーするシイェシュ、ボヌのチームメイトでストライカーのユセフ・エン=ネシリらがチームを牽引する。ハキミは前線で脅威となり、常に見ていて楽しい選手だ。ハキム・シイェシュもコンスタントに結果を出すことができれば、攻撃面で重要な選手になれるだろう。

試合日程

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ベスト16に残る有力チームではないかもしれないが、チームメンバーのリストを一目見れば、数合わせのためだけに本戦入りするチームではないと分かるだろう。新監督のもとハキム・シイェシュがチームに戻ってきたことは好材料。決勝トーナメント進出に必要なポイントをさらうだけのクオリティを持ち合わせているチームだ。

注目選手

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アクラフ・ハキミ

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ヌサイル・マズラウィ

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ハキム・ツィエク

スイス

今や本大会の常連となったスイス代表は、経験豊富な選手を多く引き連れ、世界の強豪チームと渡り合った最近の記憶を携えてカタールに向かう。昨年はスペインとポルトガルを撃破し、EURO2020では欧州王者となったイタリアよりも上の順位でグループステージを突破し、フランスをも撃破したことは記憶に鮮明だ。優勝最筆頭とはいかないものの、波乱を起こすだけの能力とノウハウの両方を持ち合わせるチームだ。

監督

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ヴラディミル・ペトコヴィッチが7年に渡って指揮を執ったが、EURO2020の後に退任。そのあとをムラト・ヤキン監督が継ぎ、スイス代表を1年以上率いている。ポルトガルとスペインに勝利しているが、結果には浮き沈みがある。バーゼルを率いた時には2度スイス国内タイトルを獲得しているヤキン監督だが、それ以降はクラブでの仕事には苦労してきた。現役時代にDFとして49の代表キャップを記録しただけに、代表での仕事のほうが合っているのだと思いたい。

予想フォーメーション

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共に代表100キャップ以上を記録するジェルダン・シャキリとグラニト・ジャカがこの世代の顔だ。今回も再び最前線でチームを率いていく。後方にはW杯経験のあるベテランGKのヤン・ゾマーが控え、センターバックのマヌエル・アカンジはマンチェスター・シティでよいスタートを切っており、ディフェンスリーダーとしての役割が期待される。FW陣にはブレール・エンボロがいる。スピードとフィジカルで相対する全てのディフェンダーに悪夢を見させる。

試合日程

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直近4度のW杯で3度ベスト16入りしているスイス代表に期待されるのは、再びノックアウトステージにたどり着くことだ。優勝候補のブラジルとの対戦でポイントを得られるとは思えないため、グループGを勝ち抜けるためにはセルビアとカメルーンに勝利することが不可欠となる。

注目選手

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ブレール・エンボロ

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ジェルダン・シャチリ

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グラニト・ジャカ

ウルグアイ

ウルグアイは1ステージしかない南米予選でブラジルとアルゼンチンに大きく離されたものの、3位で本戦進出を決めた。この結果は、ベテランのスター選手がチームを離れ、フレッシュな選手に入れ替えることを試みたことで、ここ数年に渡って後退を経験したことが影響している。現在は状況が落ち着いたようだ。ウルグアイ代表は9試合のうち7試合で勝利を収め、本大会に向かう。

監督

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2021年、4連敗を喫したことで長く監督を務めたオスカル・タバレスがその座を降りた。ディエゴ・アロンソがその後を継ぎ、母国ウルグアイの代表監督を引き受けた。それまでの直近の仕事ぶりからは考えられないほどアロンソは成功を収め、チームを4度勝利に導きW杯予選を突破した。また、チームに自信を取り戻させるためいくつかの修正を施している。

予想フォーメーション

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ルイス・スアレス以外にもチームには注目の新星がいる。前線でコンビを組みそうなのがダルウィン・ヌニェスだ。ヌニェスがスアレスとのパートナーシップを先導するが、エディンソン・カバーニと出場時間を争うことになりそうだ。その後ろには、レアル・マドリーのCL優勝に不可欠な選手であったフェデリコ・バルベルデが控えている。トッテナムに移籍したロドリゴ・ベンタンクールも注目の一人だ。

試合日程

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ウルグアイは韓国とガーナと同組であり、確実にグループを通過するだろう。勝利できそうな試合を前にルイス・スアレスはこの状況を楽しむはずだ。ポルトガル戦は厳しい試練になりそうだが、国際試合期間でのポルトガルの試合ぶりは万全からはほど遠い状態に見えた。ウルグアイ代表はどんな対戦相手にも問題を引き起こすに足る実力があるが、準々決勝での敗退というのが最もありそうな結末だろう。

注目選手

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ロドリゴ・ベンタンクール

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ダルウィン・ヌニェス

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フェデリコ・バルベルデ

オランダ

オランイェはEURO2020で期待に見合う結果を残せなかったものの、それ以来好調を維持している。同大会ラウンド16でチェコに敗れて以来、1試合も負けていない。過去に代名詞となった自由に流動するアタッキングフットボールの姿はもう見られないが、手持ちのリソースを活かして立派に仕事をこなしている。近年のオランダ代表においては、ディフェンスが間違いなく最も強いエリアだ。ルイス・ファン・ハールはウィングバックを含めた5人の守備陣に頼る傾向にある。フレンキー・デ・ヨングが少々のセンスと創造性を中盤に加え、ステーフェン・ベルフワインとメンフィス・デパイらが代表チームで好調を維持している。

監督

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EURO2020敗退後からルイス・ファン・ハールが就任し、3度目のオランダ代表監督となると、すぐにチームを好転させた。W杯予選では厳しいスタートを切ったものの、特に問題なく突破に成功し、UEFAネーションズリーグでも印象的な結果を残した。ファン・ハールはW杯後に退任しロナルド・クーマンに道を譲ることになるが、2014年W杯での成功を受けて、再び高みを目指していくことだろう。

予想フォーメーション

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国民はリヴァプールのスーパースター、フィルジル・ファン・ダイクが後方から模範を示してくれることに期待している。フレンキー・デ・ヨングは中盤からゴールに直結するプレーやゲームコントロールを期待されており、メンフィス・デパイは前線から得点に関わる仕事を担う。

試合日程

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オランダは歴史的にも常に優勝候補の一角を占めてきたが、今回の期待値はこれまでよりわずかに低い。グループステージは楽に突破できるはずだが、そこからはドローが大きく影響するだろう。準々決勝に進出すれば栄誉ある結果だと思われるが、彼らはさらなる進撃を夢見ているはずだ。

注目選手

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フレンキー・デ・ヨング

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メンフィス・デパイ

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フィルジル・ファン・ダイク

注目選手

フレンキー・デ・ヨング

バルセロナ所属のデ・ヨングはいつでも代表チームに貢献している選手のひとりだ。デ・ヨングは、カンプ・ノウでは自信の能力を出せずに耐える期間が長かったが、この万能MFはクラブに残ることを選択した。自身が未だに世界トップレベルの選手であることを示す舞台として、W杯を活用したいと思っているだろう。

メンフィス・デパイ

デパイはロビン・ファン・ペルシ程の称賛を浴びていない。だが、バルセロナFWは自国の通算得点記録を塗り替え、この華々しい前任者からその座を奪おうとしているところだ。クラブではスターティングメンバーの座を確約されてはいないが、ルイス・ファン・ハール監督のメンバーリスト中では最優先の選手のひとりだ。

フィルジル・ファン・ダイク

ファン・ダイクは今シーズンこそ世界最高レベルにないものの、ここ数年間世界最高のDFであったことは間違いない。リヴァプール所属のファン・ダイクは、オランダ代表DF陣をまとめる比類なきリーダーであり、彼らの構成する強力な最終ラインはサプライズを巻き起こそうというオランダ代表の試みにとって必要不可欠だ。

ウェールズ

6月にウェールズがウクライナに勝利し、1958年以来のW杯本戦出場を決めると、カーディフは大歓喜に湧き上がった。その反動は避けられなかったか、ドラゴンズのパフォーマンスはその後良くなかった。だが、ウェールズのファンは、ガレス・ベイルがピッチに立てば何かが起こると信じており、グループステージでのイングランド戦を楽しむはずだ。

監督

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2020年11月ロブ・ペイジがライアン・ギグスの後を、最初は暫定監督として引き継ぎ、それ以来素晴らしい働きを見せている。ネーションズリーグA昇格を確定すると、EURO2020ではチームをベスト16に導いた。その後W杯予選プレーオフでオーストリアとウクライナに勝利し歴史的なW杯本戦出場を勝ち取った。このチームは個々の総和を遙かに超える力を出しており、ディフェンス面を改善させたページの功績は称賛に値する。

予想フォーメーション

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ネコ・ウィリアムズ、イーサン・アンパドゥ、ダニエル・ジェームズらはここ数年間の代表活動に貢献した選手だ。アーロン・ラムジーもウェールズのユニフォームを着たときはなぜか常に好調だ。このMFはまだ創造性を生み出す原動力となっているため、これはページにとって当然よい事実だ。だが、ワールドクラスのクオリティでこのチームをW杯に導いたのは、もちろんベイルだ。このウィンガーについて様々な評価があるだろうし、レアル・マドリーでのキャリアの終え方は議論を呼ぶものであったが、ウェールズがベイルを必要としたときは、いつでもその役割を果たしてきた。プレーオフでの得点は全てベイルによるものであることがその事実を際立たせている。

試合日程

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EURO2016とEURO2020で決勝トーナメントに進出したことを考えれば、ウェールズは確かに夢を見てよいだろう。ドローも彼らにとって都合のいいもので、不調のイングランドだけでなく、他の同組はイランとアメリカだ。ベスト16に入ることが確実視されるが、先のネーションズリーグで6試合を戦って1ポイントしか挙げられなかったことを考えれば、さらに先まで行くことができればサプライズだろう。

注目選手

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イーサン・アンパドゥ

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ダニエル・ジェームズ

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ネコ・ウィリアムズ

ポーランド

1986年W杯でベスト16に進出したポーランドは、カタールで記録を打ち立てようと意気込んでおり、ひそかにその自信を持っている。だが、プレーオフを前にして前監督パウロ・ソウザが突然辞任しポーランドは見捨てられてしまった。スウェーデンを下して出場権こそ獲得したものの、夏にはベルギーに6-1の大敗を喫するなど、以降の結果は安定していない。それでもポーランドは、ロベルト・レヴァンドフスキという一人で試合を決めることができるストライカーを擁している。なお、今回のW杯はレヴァンドフスキにとって最後のチャンスになりそうだ。

監督

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チェスワフ・ミフニェヴィチの就任は、有罪判決を受けたマッチフィクサーと関係があったことで物議を醸した。その上、ここまでの結果は傑出しているとは言いがたい。残念な結果に終わった2018年W杯やEURO2020から成長することができなければ、彼の地位はすでに危機に瀕している可能性がある。現段階ではまだ監督を評価することはできない。

予想フォーメーション

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ロベルト・レヴァンドフスキがチームの中心であり、得点を期待されていることは皆よく分かっているだろう。レヴァンドフスキ以外には、セリエAに所属する選手2人が輝きを放とうとしている。ナポリのピオトル・ジエリンスキは中盤をコントロールする選手として傑出しており、現在好調だ。ローマのワイドで活動する若手ニコラ・ザレフスキも非常に興味深いタレントだ。レヴァンドフスキの代役を務めるアルカディウシュ・ミリクはユヴェントスでよいスタートを切っており、どの程度出場機会が与えられるのか興味深い。

試合日程

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アルゼンチン、メキシコ、サウジアラビアと同組のグループCに属するポーランドは、2位に滑り込み長年の不運を断つチャンスに賭けるだろう。今大会の成果は初戦のメキシコ戦の結果に大きく依存することになる。そしてチームが大会前よりも良い状態になるかどうかが、それを左右するだろう。だがベスト16に至るだけのクオリティは確実に持ち合わせている。

注目選手

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ロベルト・レヴァンドフスキ

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アルカディウシュ・ミリク

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ピオトル・ジエリンスキ

チュニジア

今年のW杯に刺激を求めているのであれば、チュニジアの試合は最初に見るべきではない。2022年に行った13試合のうち8試合が1-0か0-0で終わっているからだ。打ち崩しにくいディフェンスを有しているが、前線もいくらか不十分だ。アフリカネーションズカップで準々決勝に到達して今年のスタートを切ったチュニジア代表は、W杯も直近7度のうち5度出場している。データを見れば、チームは爽快感よりも効率を重視していると言えるだろう。

監督

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ジャレル・カドリは2021年夏からモンドヘール・ケビエルのアシスタントコーチとして活動していたが、アフリカネーションズカップ終了後の1月にチュニジア代表監督に昇格した。コーチとしての活動経験は20年以上におよぶが、クラブではアジアと北アフリカでの活動に専念していた。そのため、ヨーロッパ最高峰の戦術と向き合ったとき、どこまで対応できるかは未知数だ。

予想フォーメーション

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チュニジアはあまり有名選手が多くないチームだ。FWのワフビ・ハズリは、欧州トップ5のリーグで普段プレーしている数少ない選手のひとりだ。攻撃ではそこにユセフ・ムサクニが加わる。ムサクニは2018年W杯を膝の負傷で欠場したため、今回に期するものがあるだろう。そしてカタールでキャリアの多くの期間を過ごしており、今回は慣れた土地でのプレーとなる。マンチェスター・ユナイテッドのファンは10代のMFハンニバル・メイブリが活躍するところを見たいと思っているはずだ。

試合日程

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チュニジアはグループステージを突破したことがない。そして、今回もその状況は変わらない可能性が高い。欧州強豪のフランスとデンマークがグループDの2強としてそびえ立っているからだ。最下位フィニッシュを回避するためオーストラリアと勝負することになりそうだ。

注目選手

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ワフビ・ハズリ

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ハンニバル・メイブリ

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ユセフ・ムサクニ

日本

サムライブルーは歴代最高記録であるベスト8に達するために、グループステージから困難な戦いを強いられる。同グループにスペインとドイツがいるからだ。森保一監督率いるチームはそれを果たすための一貫した戦略を見出さなくてはならない。若手とベテランがチームで融合しており、特に中盤のクオリティと激しい競争は注目だ。

監督

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2018年W杯終了後に監督に就任した森保一監督だったが、W杯最終予選を最悪の形でスタートすることに。期待を下回る結果は見られたものの、そこから状況をひっくり返すことに成功。カタールでも下馬評を覆す成果を上げることを見据えている。

予想フォーメーション

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日本の中盤と前線にはタレントがひしめいている。ウィンガーの久保建英はレアル・マドリーからレアル・ソシエダに移籍してからは絶好調と言ってよく、万能な鎌田大地はフランクフルトでEL優勝を果たしてW杯を迎える。アーセナルの冨安健洋はプレミアリーグでインパクトを残しており、大国との戦いにおいて守備面のキープレイヤーとなる選手だ。

試合日程

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理論上厳しいグループに入ってしまった日本代表にラウンド16進出を期待するのは難しいかもしれないが、実力を上回るタスクではない。ドイツとスペインの強さはピークにないからだ。ただし、コスタリカもたやすい相手ではない。3位でグループステージを終えるというのが最も想定される結果だが、覆すことができるだろうか。

注目選手

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遠藤航

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鎌田大地

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久保建英

注目選手

吉田麻也

経験豊富な吉田は新たに加入したシャルケで苦戦しているものの、日本代表では依然としてレギュラーとしてプレー。カタール大会ではチームの主将として臨むことになる。日本が強力なグループを突破するために、吉田の経験値は非常に重要となるだろう。

遠藤航

ブンデスリーガのスター選手である遠藤は、昨シーズンのリーグで最多となる476回のタックルを記録。ここ数年、アンカーポジションでソリッドなパフォーマンスを継続し、その地位を確立している。彼の多彩な能力はチームに柔軟性をもたらすことになる。また、生まれながらのリーダーであり、代表チームだけでなくクラブでキャプテンマークを巻いてきた。

伊東純也

今夏にスタッド・ランス入りしたことで、ついに欧州主要リーグでのデビューを果たした伊東は、新天地でもインパクトを残している。ウインガーながら2トップの一角としても存在を示しており、リーグ10試合で4ゴール1アシストを記録。電光石火のスピードと非凡なドリブル能力を備えているこの男は、対戦相手にとって大きな脅威となるはずだ。

クロアチア

2018年W杯の決勝進出は予想だにしなかったが、だからといって敗北の衝撃が小さくなるわけではなかった。国の「黄金世代」をして優勝を永遠に逃してしまったという印象がある。だが、それから数年間、ルカ・モドリッチたちはネーションズリーグでフランスやデンマークがいたグループを勝ち抜け、クオリティを保ち続けていることを知らしめた。今回もクロアチアは優勝候補筆頭というわけではないが、再びダークホースとなることだろう。

監督

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今となっては信じがたいが、ポルトガルとフランスに敗れた2020年終盤、ズラトコ・ダリッチ監督は厳しいプレッシャーに晒されていた。だが、クロアチアを2018年W杯決勝に導いた男は船を止めることなく、正しい方角に導くことに成功した。

予想フォーメーション

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モドリッチは当然、クロアチアの目標達成の鍵となる選手だ。今や37歳になったが、レアル・マドリーでは毎週観客を沸かせている。さらに、中盤でマテオ・コヴァチッチや、3人分の働きを見せるファンタスティックなマルセロ・ブロゾヴィッチの手厚いサポートを受けることができる。また、ヨシュコ・グヴァルディオルも注目に値する。20歳にしてRBライプツィヒに所属するDFは、早晩欧州のエリートクラブに加入する運命にあるだろう。

試合日程

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クロアチアはカタールで大きな影響をもたらすことができると、慎重ながら楽観視している。今回の代表は2018年ほど強いチームではない。マリオ・マンジュキッチやイヴァン・ラキティッチが引退してからしばらく経つし、ルカ・モドリッチ、イヴァン・ペリシッチ、ドマゴイ・ヴィダ、デヤン・ロヴレンらは30を優に超えている。だが最近、パリでのフランス戦を含む4連勝を飾り、好調のままカタール入りを果たす。クロアチアの属するグループは簡単にはいかないだろうが、最終的にベルギーと首位の座を争う形に落ち着くはずだ。ドイツかスペインのどちらかとステージ16でぶつかる可能性があることはもちろん理想的ではないが、2018年ロシアW杯で見たように、クロアチアは下馬評の低い立場を楽しんですらいそうだ。

注目選手

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ヨシュコ・グヴァルディオール

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マテオ・コヴァチッチ

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マルセロ・ブロゾヴィッチ

カメルーン

カメルーンはノックアウトステージ進出を夢見ているだろう。同組のブラジルには本戦ですでに2度敗れており、今回はセルビアとスイスから勝利を奪うことが目標となる。進出に向けて十分なタレントがチームにいるが、ラウンド16よりも先に進むことは夢物語と言えそうだ。

監督

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リゴベール・ソング監督はカメルーンのレジェンドだ。語り草になる彼のキャリアでは、代表137キャップを記録している。コーチ業を数年経験したのち、プレーオフを控えるカメルーン代表を指揮することとなり、見事その責務を完遂した。ソング監督は多くの善意に迎え入れられており、カタールで期待に応えることができれば母国で神として崇められることだろう。

予想フォーメーション

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カメルーンがトーナメントを進むことになれば、インテルのシュートストッパー、アンドレ・オナナが重要な役割を果たすことになるだろう。サン・シーロでは長年守護神を務めたサミール・ハンダノヴィッチに変わってオナナが活躍しており、DFのジョエル・マティプと合わせてカメルーンの守備は強固なものになるはずだ。前線ではアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサが突破力を供給し、アフリカネーションズカップで得点王となったヴァンサン・アブバカルも控える。

試合日程

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カメルーンは予選突破が確実視されていたアルジェリアを2度にわたって倒し、W杯の切符を手に入れた。危険視されるべき存在だ。「不屈のライオン」という偉大な二つ名を持つこのチームだが、ホスト国となった2021年アフリカネーションズカップでは準決勝であえなく姿を消した。モハメド・サラー擁するエジプト代表にPK戦の末敗れている。

注目選手

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ヴァンサン・アブバカル

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アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ

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アンドレ・オナナ

韓国

10大会連続のW杯出場を果たした韓国は今大会、爪痕を残す最大のチャンスだ。2022年の調子は良くはないが、どんな相手とも勝負できる個々のタレントが揃っており、グループ構成もそれほど難しくなさそうだ。2002年に記録したベスト4が最高記録だが、そこまでの快進撃は見込めないだろう。だが、ただ切り捨てられるだけのチームではない。

監督

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パウロ・ベント監督はW杯にあまり良い思い出がない。2014年大会でポルトガルがグループステージで敗退したときにチームを率いた当事者だからだ。今大会ではよりよい思い出になることを願っているだろう。韓国を率いたこの4年間は堅実に結果を残しているが、在任期間中の仕事が成功かどうかは今大会の結果次第ということになるだろう。

予想フォーメーション

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カタールに向かう韓国代表の中で、全員の注目を集めるのはソン・フンミンだ。昨シーズンのプレミアリーグ得点王に輝いたソンには、アジア最高かつ現在最も有名な選手としてタリスマン的な役割が期待される。攻撃陣にはプレミアリーグ仲間でウルヴス所属のファン・ヒチャンが加わりそうだ。守備陣には多くのスカウトが目をつけるナポリのセンターバック、キム・ミンジェがいる。また、プレーメーカーのイ・ガンインにも注意が必要だ。2019年U-20W杯で大会MVPに選出されたこの選手は、どんなディフェンスをもこじ開ける能力を持ち合わせている。

試合日程

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2018年大会のグループステージではドイツの希望を断ち切ることに成功し、「太極戦士」は今回さらなるサプライズを巻き起こそうとしている。グループHでポルトガル、ウルグアイ、ガーナと対戦する。ノックアウトステージへの進出を予想する人はほとんどいないが、同グループには欠点のあるチームがいくらかある。1つか2つ、韓国がサプライズを起こすにはそれほど時間がかからないだろう。

注目選手

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ファン・ヒチャン

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ソン・フンミン

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キム・ミンジェ

Stats Section: Name TBC

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